博物館

突然のブログ復活ですが・・・

ひょんなことから、「日本の博物館はなぜ無料でないのか?」というtogetterを作ってしまいました。 http://togetter.com/li/256778ところが、字数制限があるので、せっかく手入力した資料をコメント欄に書き込むことができず、久々にこのブログを利用するこ…

ICOM上海大会5日目(エクスカーション)浙江省自然博物館/浙江省博物館/中国湿地博物館/杭州西渓園国家湿地公園

5日目(11月11日)は、全参加者が8つの行き先に分かれて参加するエクスカーションの日。私は行き先を変更して、Hangzoug(杭州)Bのコースを選んだ。各コースに分かれる集合地点で、Iさんはじめとする日本人3名と再会。特に昨日のICOFOMシンポで鋭い発言をさ…

エーゲ海の真珠(1)

若干、逃避モードでまた例年のようなダラダラした旅行記を書いてしまいました。何なんでしょう。適当に読み飛ばして写真だけご覧下さい。 そもそも今回、なぜギリシアに行ったかと言うと・・・。若い頃、ポールモーリア楽団の「エーゲ海の真珠」(←クリック…

ローマの休日編

昨日、帰国しました。以前のように詳しくブログにアップする余裕がないので、行程と、特に気に入った場所などだけ、簡単にメモと写真をアップしておきます。(過去の旅行記も、途中で挫折していることが多いですし)。ほぼリアルタイムのメモは、ツイッター…

みんなでつくる淀川大図鑑

久々にブログ更新。首が回らないながらに生きております、はい。一度離れると、なかなか億劫になって書かなくなるものです。 さて、昨日、大阪市立自然史博物館の特別展「みんなでつくる淀川大図鑑 山と海をつなぐ生物多様性」を見てきました。日頃のご恩返…

水槽のその後/事業仕分け

緩やかに連休が始まった。と言っても、金・土は授業。 デカ君の松かさ病は、一向によくならない。グリーン・F・ゴールド・リキッドの薬浴を1週間弱、その後、ココア浴を1週間弱。ココアを食べてよく糞をしたのは、結局、前回ブログにアップした日だけだっ…

Yさんとのお別れ

虫屋のYさんがなくなった。おとつい、第一報を目にしたとき、人違いだったらいいのに・・・と、にわかには信じられなかった。 年末の忘年会こと、海の向こうの見聞録発表会の日に、同じテーブルで一緒に、おでんなどをつついていたのに。 Yさんに私の記憶に…

同定依頼に琵琶湖博物館へ

思い余って、今日、琵琶湖博物館へ伺った。謎の生命体Xの液浸標本と生きた個体を持って。先日引用した本の著者のお一人、寄生虫がご専門のグライガー先生が、今日は質問コーナーのご担当なのだ。今日を逃すと、次は4月以降になる。 生きている方の赤い虫を…

海の向こうの見聞録発表会

今年で2回目の、大阪市立自然史博物館友の会の「海の向こうの見聞録発表会」こと、年忘れの会。年末の大忙しの時期に、よくこれだけの人が集まるものだと思う。数えていないけど、100〜200人の間くらいか。去年は年配の方が目立ったが、今年は年齢層もバラ…

烏来泰雅民族博物館(2009年11月1日)

11月1日(日)、朝から雨。なので台北から日帰りで、温泉に出かけることにした。温泉プラス原住民の文化に触れることができる場所という選択で、烏来(ウーライ)へ行くことにした。MRT新店駅下車、路線バスに乗り換える。駅の案内板を確かめ、少し離れた場…

228紀念館(10月31日)

国立台湾博物館のある228和平公園を南に向かうと、中国風の東屋が作られている。 228紀念館は、台湾国内の事件を扱っているらしく、少し迷ったが、時間の関係で今回はパスして総統府に行こうと思った。が、公園の柵にはばまれ、また228紀念館の前に出たので…

ネットで聞けるMoMAの日本語オーディオガイド

授業で使う画像(ピカソの「アビニョンの娘たち」)を探していて、偶然、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のサイトに行きついた。 http://www.moma.org/explore/multimedia/audios/8/390 アクセスすると音声が再生される。へ〜と思って聞いていると、「〜につ…

国立台湾博物館(10月31日)

「博物館」バス停で下車すると、緑豊かな公園が広がっている。ガジュマルかアコウかの気根が垂れ下がっている。そして、石造りの鳥居(たぶん)。正面には、ヨーロッパ風の博物館。 入口で、額に「熱感知器」を当てられる。インフルチェックだ。そして1階の…

順益台湾原住民博物館

10月30日は、続いて順益台湾原住民博物館へ行った。国立故宮博物院の斜め向かい側、少し奥へ進んだところにある(写真の右側ピンク色の塔は、隣の幼稚園の建物)。 3階建てで2階と3階がメインの展示。2階が「生活と道具」、3階が「服飾と文化」。3階で…

国立故宮博物院

昨日(10月30日)は、国立故宮博物院へ行った。MRT士林下車、改札を出ると、案内板が出ている。まず、バス停案内。 「公車」は路線バスのこと。この番号の中のどれかに乗ればよい。 で、バス停を探して、路線バスに乗り込む。運転手さんには、ホテルで手に入…

「きのこのヒミツ」展

昨日は、ほっと一息、というのもあって、午前中の授業が終わってから大阪市立自然史博物館の特別展「きのこのヒミツ」を見に行った。たいへんたいへんお世話になっているSさんの担当ということもあって、これはぜひ見に行かなければ。 金曜の夕方4時、じっ…

北鎮記念館

10月2日(金)、全国博物館大会終了後、旭川市内の北鎮記念館へ行った。ここへ行こうと思ったのは、前日の懇親会席上、来賓挨拶の中で、どなただったか忘れてしまったが、旭川市の長のつく方が、旭川には北鎮記念館があると言われ、これを受けて次に挨拶に立…

干潟合宿

19日夜から、大阪市立自然史博物館友の会の干潟合宿に参加。徳島YHに宿泊して、勝浦川河口干潟と、YH北側の北浜海岸へ行った。 20日の勝浦川河口。 ヨシ原の縁の泥の中を歩いて行くと、カサカサッと蟹が一斉に泥干潟からヨシ原に逃げ込んでいく。大きい蟹が…

(ウィーン)自然史博物館・考古編(人骨あり、苦手な方は・・・)

ウィーンの自然史博物館最終回。もう全部見終わったと思って、ショップに立ち寄ったところ、絵葉書コーナーに、「ヴィレンドルフの女」があるではないか? 何で何で?と思ったが、館内にあるに違いない。案内図をよく見ると、考古学展示の部屋があるようで、…

(ウィーン)自然史博物館爬虫類・魚類ほか編(苦手な方は後半は見ないで下さい。ただし写真の前に館の説明あり)

続きを。写真ばかり貼っているのも芸がないので、館で買った英文小冊子(The Natural History Museum of Vienna where Science Meets Art,2003)巻末の記載から館の概要ダイジェストを。 博物館本来の目的に従って、60名以上の科学者が動物、植物、地質学、…

(ウィーン)自然史博物館・鳥編(剥製・卵の苦手な方はご注意下さい)

続きを。今度は鳥のコーナー。やはり、ガラスケースがずらりと続き、1個1個はとても見ていられない。卵の一覧が3枚ほど置かれていたのと、巣のコレクションがあったのが、特徴的。 鏡をつけて、巣の中を覗き込めるようにしてある。 以下、続く。

(ウィーン)自然史博物館・哺乳類編(剥製多数、苦手な方は見ないで下さい)

続きを。 館内の階段。この博物館には、装飾用の美術品もいっぱいあって、薄いからと買って帰ったガイドブックには、”Where Science Meets Art”とあった。しかし、こちらには、美術品まで鑑賞する心の準備がなかった。ガイドブックの大半は、館内の絵画や彫…

(ウィーン)自然史博物館鉱物・岩石編

自然史博物館の続きを。 続いて、鉱物、岩石の展示室・・・がまたずら〜っと続く。何か、目的意識がないと、とても見ていられないというか、化石の部屋ですでに圧倒され、満腹状態になってしまっていた。 これはたぶん、金塊だと思う。 館内案内図。とにかく…

ホネホネたんけん隊

昨日、8月27日は、リハビリを兼ねて大阪市立自然史博物館のホネ展に行った。私は時差ボケがひどい。向こうへ行ったときは全く平気だが、帰国してからひどい時差ボケとウツに悩まされる。パターンが分かってきたので、気が滅入ってもこれは単なる時差ボケだ…

(ウィーン)自然史博物館・化石編ほか

今日(8月28日)はさすがに仕事をしないとまずいと思って、実習先を訪問。今頃になってごめんなさいだが、昆虫館のSさんとインセクタリウムネタで盛り上がる。ベルリン動物園にインセクタリウムがあって、という話から、私の疑問が解けた。ベルリン動物園の…

博物館網走監獄(6月26日)

朝、バスに乗って博物館網走監獄へ行く。門のところに、「財団法人網走監獄保存会」とあり、まず公益法人改革はどうするのかな?と思ってしまう。 中は、予想外にすこぶる面白かった。見るものみな、珍しかったが、まず興味深かったのは、「裁判所法廷」。実…

モヨロ貝塚館(6月25日)

美術館を出たのが4:40頃。まだ間に合うかも、と大急ぎでモヨロ貝塚館へ急ぐ。以前来た道が記憶に残っていて、網走川を渡り、ああ、あの造船所、と懐かしく眺める。橋を渡ると館への道案内が出ていて、川に沿った道を急ぐ。 貝塚館は空いていて、しかも遺跡…

見学実習(弥生、近つへ行く)

5月16日(土)、博物館実習の見学実習で、大阪府立弥生文化博物館、池上曽根史跡公園、大阪府立近つ飛鳥博物館へ行った。毎年恒例の日帰りバスツアーで、大阪府立博物館巡りは、1年越しの企画の実現である。ちょうど、ほとぼりも冷めた頃(?)で、2館とも…

ブリッゲン博物館(2008年8月31日)

2008年8月31日、続いて集会所のすぐ近くのブリッゲン博物館(Bryggens Museum)に行く。受付で、チケットを買うと、何語を喋るのかと聞かれ、日本語と答えると、日本語版の貸し出し用パンフを貸してくれた。 残念ながら、このパンフはとても読みづらい。地下…

ハンザ博物館/ハンザ集会所(2008年8月31日)

今日から新年度(職場の新年度は前倒しですでに始まっているが)で、何かと心落ち着かず、リハビリに、昨夏の追憶を再開してみることにした。書こうと思うと、恐ろしく記憶が飛んでいることに、愕然とする。ボケ度がはなはだしい。今日、光回線の工事をした…