米原公民館/滋賀県文化産業交流会館

takibata2007-03-01

 米原へ行った。3月11日(日)のフォーラムの打ち合わせ。

2006年度成果報告フォーラム〜一緒につくる、みんなの米原公民館〜
 主催:米原市米原公民館 指定管理者 NPO法人FIELD
 時間:13:30〜16:30
 場所:米原市米原公民館 

 「住民自治」について話をしてくれる人はいないか、と卒業生のOさんに相談されて、適任の方を何名か推薦したのだが、「交通費と謝金ちゃんと払ってね、特にNPOの人には」と念を押したら、結局、安上がりな私のところに、講師役が回ってきてしまった(製造物責任!?)。
 米原までは、高槻からJR1本、乗り換えなしで1時間強。ちょっとした旅行気分。窓の外を眺めながら、どんな話題がいいのか考えるが、難しい話はダメとのことで、私自身の社会教育体験と、寺中作雄の話かなと考える。
 現地について、館長の茺川さん、Oさんと打ち合わせ。私の案+最後に少し指定管理者制度の話などで、話の流れはほぼ決まった。当日は、館長のお話45分、私が30分で、その後、利用者の方、行政の方とのパネルディスカッションの予定。
館内を案内していただく。茺川さんから伺った、公民館ができたいきさつや、青年団の利用のために、かつては、非常階段に近い研修室の閉館後の夜間利用を認めていた話などが面白かった。図書室や視聴覚研修室などがあり、中でも、478名入る大ホール(これも、1982年の開館当時、青年団や婦人会の拠点が欲しいということで、ホールができたそうだ。この当時は、他にこの規模のホールがなかったらしい)が興味津々だった。当然、稼働率は?という話になるが、ホールを貸すと、スタッフ2名の手が取られるので、貸すのも、NPOサイドとしては良し悪しらしい。ホールはじめ、トイレの掃除も、すべてNPOスタッフが行う。
 現在、NPOは、常勤4名、臨時3名とのこと。直営時代も、嘱託館長と市の臨時職員7名程度で管理運営していたとのこと。ちなみに、HP上で見つけた、指定管理者公募要項の別紙資料に上がっている、平成17年度米原市米原公民館当初予算(概要)
http://www.city.maibara.shiga.jp/rk/files/tm_dl2/excel/maibarakouminnkann.pdfを見ると、賃金12,683千円となっている。7人で割ると、1812千円。年間181万円か・・・。月15万円。家でプータしているより、働いてくれるほうがいいよね、とは、母親的感想か・・・。でも、いつまでも、この金額じゃあ、困るよね。
 渡辺義彦さんの名著『公民館を遊ぶ』を彷彿とさせる事務所のつくりだ(写真)。1杯100円のコーヒーサービスもある(館内出前!)。
  

 米原公民館をあとに、隣接する「米原市米原げんきステーション」を横目で眺め、その隣の米原市役所米原庁舎で市勢要覧をもらう。
 そして、公民館の南隣の「滋賀県文化産業交流会館」へ。巨大なかっこいい複合施設だが、パスポートセンター以外は、人がほとんどいない。館内図を見ると、4階にSOHOビジネスオフィスというのがあるので、見学。(財)滋賀県産業支援プラザの職員さんが、丁寧に部屋を見せて下さる。貸しオフィスは、1区画月額2万円程度。米原駅から徒歩数分の距離、駐車場完備、残念ながら、借り手が入っている区画は、半分以下のようだ。きれいなミーティングスペースなどもついている。http://www.soho-shiga.jp/office/maibara.html米原SOHOビジネスオフィス)
 2階には、滋賀県イカディア大学米原校事務局が入っている。この大学のパンフを見ると、園芸学科というのがあって、庭木の剪定とか接木とかが習えるらしい・・・こういうのだったら、入っていいかも、とか。60歳以上滋賀県民限定のお楽しみなのだが。
http://www.shigashakyo.jp/lacadia/daigaku/index.html (滋賀県イカディア大学)
ちなみに、レイカディア大学の卒業生たちが、隣の公民館をよく利用しているようだ。
 滋賀県文化産業交流会館の指定管理者には、(財)滋賀県文化振興事業団が非公募で選定されている。http://www.pref.shiga.jp/gyokaku/shiteikanri/
http://www.pref.shiga.jp/gyokaku/shiteikanri/file/03.pdf(候補者選定の概要)
イベントホールは最大2,000人収容だそうだ。