2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧
26日締めの報告要旨を作ったら、すっかり腑抜けてしまった。でも、次は、30日締めがあって、今日ようやく取り掛かる。書き出したら、すぐ書けた。 書いたお手紙は、日本民家集落博物館で活躍するボランティアさんへのメッセージ。末永く、大切な博物館を支え…
土・日と座りっぱなしで辛かった報告要旨が、一応完成(校正は一眠りしてから)。日曜日はほとんど書けず、不安の塊だったけれど、出勤して授業をしたら気分が晴れた。「こんなことも、あんなことも」書きたい気持ちを縮小し、もいつもの通り。頭の中の妄想…
ようやく読み終わった。伊藤裕夫さんの「劇場政策論の立場から指定管理者制度を問い直す 『公共劇場』の原点と展望」が一番面白かった。この分野を全く知らないからそう感じるのかもしれないが、一見当面の問題とは関係なさそうな劇場史から論じていて実はと…
続いて、井出信夫・吉原康和『最新事例 指定管理者制度の現場』(学陽書房、2006)を読み終わった。前半は、東京新聞記者の吉原氏による、全国各地の事例レポート。「かんぽの宿」を買い取ったものの、「廃墟の宿」のままの旧肱川町など、さまざまな分野が扱…
思いがけず「鳥人間コンテスト2006!!第30回記念大会」にはまる。こういうことにエネルギーを燃やす選手たちの顔がすばらしい。し、本当に人力で空が飛べるとは。http://www.ytv.co.jp/birdman/ ということで、片手に持った読みかけの本そっちのけで、TVに…
今日は、小林真理編著『指定管理者制度―文化的公共性を支えるのは誰か』(時事通信社、2006)を読み始めた。順不同で、半分くらい読み終えたところ。小林真理さんは、よく言えば多元的な価値観を尊重する、悪く言えば何でもあり、の本を編集されるのがお好き…
最近のマイブームは、「現地保存」×「参加型調査」=(古)文書。越佐歴史資料調査会編『地域と歩む資料保存活動』(岩田書店、2003)を読み終わった。新潟県内の文書館や博物館勤務の有志8人が手弁当の世話人となり、地域の人たちと古文書調査を行う。やが…
横須賀で出会った、指定管理者のお知らせ看板、表示を二つ紹介しよう。 ・横須賀市文化会館(館内のドアに貼られていた。制度の紹介部分は省略して以下転載) - 平成18年4月1日 横須賀市文化会館の管理者が変わりました。 これまで、横須賀市文化会館は、 …
最終日にならないと見に行かないのは、一夜漬けの精神がここまで来たか、だけれども、今日が最終日の大阪市立自然史博物館の特別展「大和川の自然」を見にいく。 パネルがぼこぼこなのは、毎度のことなので置いておくとして。全部見終わったあとの違和感は何…
朝からお天気もよく、観音崎へ直行したい気持ちを抑えて横須賀市文化会館へ。もし美術館がなかったら、美術館機能を補完する施設として文化会館やはまゆう会館は、どの程度使えるのか、が気になっていた。はまゆう会館は、先日訪問し、JR衣笠駅からすぐで立…
一日遅れで、横須賀にやってきた。本当は東京で開催される某研究会に出るつもりだったのだが、申し込みが遅れ、もう満員立ち見で、部屋の中にも入れないかも、とお断りのメールをいただき、しょげて、というか半分腐っていた。 そんなわけで、出張扱いにもせ…
有川浩『図書館戦争』(メディアワークス、2006)を読み終わった。こういう本は、どういう顔をして読むのだろう。・・・と考えると、おかしいやら悲しいやら。 この作者の才能はすごいな、どうやったら、こういう日本語、とか、こういう発想ができるのかな、…
先日の日本社会教育学会研究大会でのラウンドテーブルの内容を、学会通信用にまとめた。字数制限が厳しいので、舌足らずのつめつめだけれども、こういうのは、長ければいいというものでもないだろう。 - 新博物館法に向けてのブレーンストーミング 博物館法…
9月10日に書いた福島県立美術館探検に、もう一つ補足を。 S先生から、次のようなメールをいただいたので、紹介したい。 「屏風仕立ての小袖(着物)。あれは野村コレクションと言ってその道の人には世界的に有名なものです。繊維製品はもろい物で展観のため…
注文していた岡本真『これからホームページをつくる研究者のために』(築地書館、2006)が届いた。通読して、一番印象に残ったのは、この本の中に転載されている森山和道氏の「研究者の方々へ、ウェブ日記のすすめ」の中で引用されている、朝永振一郎さんの…
昨晩遅く、全戸配布の連合自治会チラシを発見。「牧野高槻線のアクセス道路化を大阪府はついに断念しました!!」の太字が踊る。 以下、引用。 - 私たち住民の念願がやっと叶いました!! 大阪府は、「牧野高槻線」を現名神・第2名神のアクセス道路として建…
ラウンドテーブルがはねたあと、有志で福島県立美術館に(お昼ご飯を食べに)行く。レストランが満員で、時間待ちになり、とりあえず解散して皆で勝手なところへ。 「ハギレの日本文化誌」展へ。ここで予想外のものに出会う。「百得(ひゃくとこ)着物」という…
昔、塾講をやっていたとき、テキストの中に、滝沢馬琴を描いた文書があった。馬琴は文章を書き出して興に乗ると、銀河の流れのようなものに身を任せて、夢中で筆を走らせ続けるのだそうだ・・・。 うまくその文章は再現できないが、年に一度だけ、私にも馬琴…
昨晩遅くから、いよいよ学会発表モードに。でも、もうあと2日しかない。で、ささやかな今日の発見(この道の人はみんな知っている?)。公共施設整備の仕組みは、「地域総合整備事業債」→「合併特例債」→「PFI」と(ポケモンのように)「進化」を遂げている…
ようやく、最後の1本の原稿を書き終えた。いろいろと古い本をこれまでとは違う、切実な気持ちで読んでみると、おもしろい発見がいくつもあった。そんな中、初めて読んだ論文の中で一番印象に残ったのが、山本幸俊さんの「地域史料の保存と文書館―新潟県立文…
外から帰ってきて、玄関先で、枯れた(枯らした)はずのワタの苗の1本から新芽が出ているのに気づいた。ここ何日かの気まぐれな雨で、復活したらしい。 終業式の直前だったか、次男の担任の先生から電話がかかってきて、長男に取りに行ってもらったワタの鉢…