牧野高槻線、アクセス道路化凍結!

 昨晩遅く、全戸配布の連合自治会チラシを発見。

「牧野高槻線のアクセス道路化を大阪府はついに断念しました!!」の太字が踊る。
以下、引用。

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私たち住民の念願がやっと叶いました!!
 大阪府は、「牧野高槻線」を現名神・第2名神のアクセス道路として建設することについて、地元周辺住民の合意形成に至らず、特に高垣町でいまだ測量・調査にも入れていない状況下では、12年後の2018年に予定されている高槻以西の第2名神の開通には間に合わない、立退き料やトンネルという地下工法では費用がかかりすぎる、などの理由から、「牧野高槻線」をアクセス道路として建設することを断念し、萩之庄・梶原地域で具体的に別ルート(仮称・高槻東道路)を検討していることが明らかになりました。
 なお、都市計画道路「牧野高槻線」は高槻と枚方を結ぶ広域ネットワーク機能や高槻の外環状道路の役割を担うことから、将来のために「都市計画道路」として残しておく、としてはいますが、事実上の凍結と見てよいのではないでしょうか。
 高垣町や安満地区など地元住民の長く粘り強い運動がついに実を結んだのです。

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 これで、イワツバメの繁殖地の「うのはな児童遊園」も現状維持されそうだし、イワツバメたちの餌場の水田も残りそうだ。このアクセス道路が強行されれば、毎日の犬の散歩コースも分断され(犬だけでなく、ジョギング、人間のお散歩、通勤通学路としての近道)、ささやかで豊かな田園環境を失い、高垣町は完全に道路で分断されてしまうところだった。
 粘り強く交渉し、情報提供してきてくださった、自治会役員の皆さんへ、大感謝!
 添付資料を見ると、都市計画決定後、地元説明(測量・調査立入了解)の段階で、「待った!」をかけ続けたのが勝因だったようだ。「地元説明会を無視してボイコット」という選択肢もあったが、大勢で押しかけて質問攻めにし、「時間切れ流会」、“そもそも論”の「事業説明会」を開催させ、2回とも「時間切れ流会」にさせたとのこと。むろん、嘆願署名、意見書提出、対市、府、建設省環境庁への要望書持参なども。
 私が引っ越して来る以前の1993年以降、13年間の取り組みがまとめられていた。
 このあと、市長選前に出てくるであろう、京大農場・安満遺跡サッカー場化計画阻止にも、一筋の明るい兆しを信じることができそうだ。