2008-01-01から1年間の記事一覧

年末雑感

慣れぬ掃除に張り切ったものの、ほこりで鼻をやられてしまい、今日は不調。でもダラダラと掃除を続ける。LD(食事+仕事部屋?+犬)の部屋がほぼ片付いた。机の下のダンボール箱が消えると、犬が足元までやってくる。ちょっと目を離した隙に、ゴミ袋の中から…

掃除の神、降臨中

我が家に掃除の神がやって来た。この神様、1〜2年に一回くらいやって来てくれる。最初は、ものすごくいや。掃除なんかしたくない。でも、やりだして1日くらいすると段々熱中してきて、寝食を忘れるくらいになる。もちろん、今朝は年内最終のリサイクルゴ…

海の向こうの見聞録発表会

昨日(27日)は、大阪市立自然史博物館友の会の通称忘年会(正式名称は、「友の会特別行事『海の向こうの見聞録発表会』」)だった。海外で調査等を行った学芸員さんや友の会評議員さんの体験談を楽しくスライドで見たり聞いたりしようという内容。この年末…

年末の難問

1科目だけやり残していたテスト問題を作成、速達で投函(明日が締め切り)。しかし、思わぬところから難問が発生した。 少し前、お隣が突然、引っ越して行かれたので、更地になるのかと思っていたら、リフォームが始まった。もともと借家だったそうで、家主…

メリークリスマス!

今年の授業が終わった!わーい! 早く終わるつもりが、チャイムが鳴るまで授業してしまい、学生たちに、ごめんね、彼氏や彼女を待たせて、と言う。 クリスマスケーキを買うのに長い行列。鶏の脚をオーブンで焼いて、ささやかなクリスマス。娘たちも、それぞ…

簿記4コマ目

今日は、夜の授業に出た。7:00〜9:40までの設定だが、10:00まで延長授業。今日の先生が、一番、分かりやすかったなあ。声がでかく、メリハリがある。説明も印象に残りやすいし、板書も要点を衝いている。理解のしやすさは、授業範囲の問題もあるだろうが。 …

「日本の知識情報管理はなぜ貧弱か」

買った本(藤原良雄編『図書館・アーカイブズとは何か 別冊環15』2008年)をざっとめくって、たくさんの論考の中で、たまたま眼について読んだ文献。著者は根本彰さん。たいへん挑発的な書き方だが、著者の真意がどこにあるのか、いま一つ、読み取りにくい部…

『ヨーロッパ戦後史 上』

トニー・ジャット『ヨーロッパ戦後史 上』(みすず書房、2008年、原著2005年)を、今日、篠ノ井からの「特急しなの」の中で読み終わった。2段組の本文だけで573頁ある、途方も無く分厚く重い本。この3ヶ月ほど、ほとんどどこへ行くのも、この本と一緒だっ…

大町公民館へ

松本発7時47分の大糸線に乗る。普段は通勤通学客で混んでいる車内も、土曜日だけあってガラガラ。4人掛けシートを1人占めし、雪を頂いた北アの山々を時々眺めながら、陽だまりの中で読書。幸せな時間。 大町は予想以上に暖かく、平地に雪は全くない。大町…

松本到着

授業が終わってから新幹線、特急しなの、と乗り継いで、松本に到着した。やはり、最後の大糸線1時間がないのは、体力的にはとても助かる。明日は、北大町の大町公民館を訪問の予定。ここに、大町山岳博物館の開館以前の博物館建設運動時代の資料があるとの…

お稽古事始

高山先生のご講演メモがあと少し残っていて、気になっているのだが(北欧モノもまだベルゲンで止まっているし)、リアル世界が忙しい。 昨日から、簿記の専門学校に通い始めた。ネットでざっと評判を見て、1万円ポッキリ(入学金、教材費ゼロ)のコースを見…

全国博物館会議(11)

高山先生のご講演(ダイジェスト)の続きを。 よく問題になる遊休財産額という考え方を説明する。遊休財産額というのは、お金を貯めすぎてはいけないということ。これもまた厳しい話で、遊休財産額が厳しくなる理由がある。もし2階へ行った法人が認定を取り…

全国博物館大会(10)

高山先生のご講演(ダイジェスト)の続きを。 (認定法第5条第)8号の説明をしていく。公益目的事業比率が50%以上になることが見込まれるというのは、収支相償はクリアしたということを前提にして、費用だけを見る。どう見るかは、別表Gの公益目的事業会…

全国博物館大会(9)

高山先生のご講演(ダイジェスト)の続きを。 私が話さなければならないのは、ガイドラインの目次の5番目の(認定法第5条第)6号、いわゆる収支相償、8号の公益目的事業比率、9号の遊休財産、これが、我々公認会計士が関与して作り上げたところだ。 つ…

全国博物館大会(8)

高山先生のご講演(ダイジェスト)の続きを。【】及び()内は、当日配布資料と照合して、あとから私が補足した部分を含む。 この収支相償をやって、これだけ厳しい中で、博物館・美術館で展示品を買えるか? 申請書類【別表A(1)収支相償の計算(収益事業等…

全国博物館大会(7)

高山先生のご講演の続きを。 ここまでは決まっていたのだが、実は、ガイドラインの修正が入った。今の話がなぜ、重要か? 2階は聞こえもいい。名声もある。税金もかなり優遇される。ただし、取り消しがある。取り消しとは、飴とムチではないが、「あなたたち…

全国博物館大会(6)

高山先生のご講演の続きを。 参考資料1「公益認定の申請書類」の【別表A(1)収支相償の計算(収益事業等の利益額の50%を繰り入れる場合)】、これで収支相償を判定する。この表を埋めていく段階で、最終的に13番の「収入−費用」が赤字になれば、収支相償…

全国博物館大会(5)

高山先生のご講演ダイジェストの続きを。チェックポイントの部分は、前回6月のお話と重なるので、簡潔にまとめた。 特例民法法人事業の中から2階へ行く場合、公益目的事業をどう抽出するかが問題になる。自分たちのしている事業をきちんと把握していく。 公…

全国博物館大会(4)

11月21日の午前には、パネルディスカッション「新公益法人制度への移行と博物館」が開催された。講師は、6月の館長会議と同様、高山昌茂先生。最初に、司会の田村専務理事から、参加者を3分類に分ける質問があった。1.財団が設置者である私立博物館、2.…

全国博物館大会(3)

続いて佐々木秀彦さんの「問題提起 『日博協の望ましい姿』とは―創立80周年・新公益法人への移行を迎えて―」のダイジェストを。ちなみに、佐々木さんの資料(レジュメ)は刺激的で、レジュメに沿った詳しいご意見が伺えるものと期待していたが、時間の関係も…

全国博物館大会(2)

20日13:30から全国博物館会議が開催された。司会は嶋崎さん。以下、メモによる要旨。山西さんと、佐々木さんによって用意されたレジュメが興味深かった。(統一してさん付けにさせていただく。)()内は、私が想像で補った部分。 司会:全国博物館会議は維…

全国博物館大会(日博協)(1)

(メモ)来年度の大会は北海道旭川市で開催!(2009年10月1日・2日らしい) ・行政報告(by文科省栗原さん) 大学における学芸員養成の見直しについて 検討協力者会議のWGにて、現行8科目12単位を9科目19単位に増やす方向性がほぼ固まる。今年度末を目標に…

ベルゲン・フロイエン山(8月30日)

ミュルダールの駅からは、再びベルゲン急行に乗る。15:55発。 販売の終わったカフェテリア車両にのんびり乗る。牧草地帯を過ぎて、川面が鏡のように静止した水面に、山も家も船も、さかさまに映し出されている。 やがて、ベルゲンの街中に(ベルゲン着17:5…

フロム鉄道

フロム駅で買ったあと2冊の本は、“The Nærøyfjord”(Johs B.Thue,2006)と、日本語訳の『フロム鉄道』(ヨハンネス・B・トゥーエ、2002)。 “The Nærøyfjord”は、世界遺産でもあるネーロイフィヨルド(ソグネフィヨルドの支流)の写真集で、中に、「フィヨ…

“Survival”

フロム駅には、みやげ物店が何軒かあり、本を3冊買った。まずは1冊目。 Trond Strømgren“Survival The Illustrated History of Everyday Life in the Fjords”(Stromgren Publishing,2007) 著者のTrond Strømgrenさんは、1961年生まれ、 Kystmuseet(…

地震展(大阪市立自然史博物館)

入試業務がお昼過ぎに済んだので、1時のスクールバスに飛び乗って、長居公園まで行った。地震展・・・地学の展示だから難しいだろうとか、パネルに字がまたいっぱいなんだろうとか思いながら出掛けたが、予想外に面白かった。 まず、「有馬―高槻構造線活断…

ソグネフィヨルド(8月30日)

明日・あさっては入試。なので、今週はもう、切羽詰った授業準備はしなくて済む。久々の解放感で、北欧紀行を再開することにした。なんとなく、行きっぱなしで、まだ日本に帰って来ていないような気がするので。(11月12日記) 8月30日は、ベルゲン発8:40の…

2通目の「ねんきん特別便」

先日、職場経由で、2通目の「ねんきん特別便」が届いた。こちらは、学内の提出期限が書いてあるので、とうとう重い腰を上げて、書類とご対面。昨日は市のサービスセンターへ行って、(アホな話だが)過去の自分を調べてもらった(が、全貌はいまだ不明)。…

和歌山で考えたこと(串本海中公園他)

まず、花山温泉のこと。花山温泉には、30年ほど前、一人で来たことがある。その時の記憶は強烈で、湯船の縁に茶褐色の湯の花が分厚く垂れ下がり、お湯も茶色いどろどろだった。バスに乗り、街中を歩いて行った記憶があるが、何の本でその存在を知ったのかは…

胃カメラ終わる

今日、胃カメラが終わった。想像していたものとは随分違った。言葉では形容しがたいイヤなものだが、船酔いのほうがよっぽど気持ち悪く、お産のほうがよっぽど痛い。10分ほどの我慢で検査さえ終われば、あとはケロリだった。ポリープの生検をした。今日のう…