2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

全国博物館大会(8)

高山先生のご講演(ダイジェスト)の続きを。【】及び()内は、当日配布資料と照合して、あとから私が補足した部分を含む。 この収支相償をやって、これだけ厳しい中で、博物館・美術館で展示品を買えるか? 申請書類【別表A(1)収支相償の計算(収益事業等…

全国博物館大会(7)

高山先生のご講演の続きを。 ここまでは決まっていたのだが、実は、ガイドラインの修正が入った。今の話がなぜ、重要か? 2階は聞こえもいい。名声もある。税金もかなり優遇される。ただし、取り消しがある。取り消しとは、飴とムチではないが、「あなたたち…

全国博物館大会(6)

高山先生のご講演の続きを。 参考資料1「公益認定の申請書類」の【別表A(1)収支相償の計算(収益事業等の利益額の50%を繰り入れる場合)】、これで収支相償を判定する。この表を埋めていく段階で、最終的に13番の「収入−費用」が赤字になれば、収支相償…

全国博物館大会(5)

高山先生のご講演ダイジェストの続きを。チェックポイントの部分は、前回6月のお話と重なるので、簡潔にまとめた。 特例民法法人事業の中から2階へ行く場合、公益目的事業をどう抽出するかが問題になる。自分たちのしている事業をきちんと把握していく。 公…

全国博物館大会(4)

11月21日の午前には、パネルディスカッション「新公益法人制度への移行と博物館」が開催された。講師は、6月の館長会議と同様、高山昌茂先生。最初に、司会の田村専務理事から、参加者を3分類に分ける質問があった。1.財団が設置者である私立博物館、2.…

全国博物館大会(3)

続いて佐々木秀彦さんの「問題提起 『日博協の望ましい姿』とは―創立80周年・新公益法人への移行を迎えて―」のダイジェストを。ちなみに、佐々木さんの資料(レジュメ)は刺激的で、レジュメに沿った詳しいご意見が伺えるものと期待していたが、時間の関係も…

全国博物館大会(2)

20日13:30から全国博物館会議が開催された。司会は嶋崎さん。以下、メモによる要旨。山西さんと、佐々木さんによって用意されたレジュメが興味深かった。(統一してさん付けにさせていただく。)()内は、私が想像で補った部分。 司会:全国博物館会議は維…

全国博物館大会(日博協)(1)

(メモ)来年度の大会は北海道旭川市で開催!(2009年10月1日・2日らしい) ・行政報告(by文科省栗原さん) 大学における学芸員養成の見直しについて 検討協力者会議のWGにて、現行8科目12単位を9科目19単位に増やす方向性がほぼ固まる。今年度末を目標に…

ベルゲン・フロイエン山(8月30日)

ミュルダールの駅からは、再びベルゲン急行に乗る。15:55発。 販売の終わったカフェテリア車両にのんびり乗る。牧草地帯を過ぎて、川面が鏡のように静止した水面に、山も家も船も、さかさまに映し出されている。 やがて、ベルゲンの街中に(ベルゲン着17:5…

フロム鉄道

フロム駅で買ったあと2冊の本は、“The Nærøyfjord”(Johs B.Thue,2006)と、日本語訳の『フロム鉄道』(ヨハンネス・B・トゥーエ、2002)。 “The Nærøyfjord”は、世界遺産でもあるネーロイフィヨルド(ソグネフィヨルドの支流)の写真集で、中に、「フィヨ…

“Survival”

フロム駅には、みやげ物店が何軒かあり、本を3冊買った。まずは1冊目。 Trond Strømgren“Survival The Illustrated History of Everyday Life in the Fjords”(Stromgren Publishing,2007) 著者のTrond Strømgrenさんは、1961年生まれ、 Kystmuseet(…

地震展(大阪市立自然史博物館)

入試業務がお昼過ぎに済んだので、1時のスクールバスに飛び乗って、長居公園まで行った。地震展・・・地学の展示だから難しいだろうとか、パネルに字がまたいっぱいなんだろうとか思いながら出掛けたが、予想外に面白かった。 まず、「有馬―高槻構造線活断…

ソグネフィヨルド(8月30日)

明日・あさっては入試。なので、今週はもう、切羽詰った授業準備はしなくて済む。久々の解放感で、北欧紀行を再開することにした。なんとなく、行きっぱなしで、まだ日本に帰って来ていないような気がするので。(11月12日記) 8月30日は、ベルゲン発8:40の…

2通目の「ねんきん特別便」

先日、職場経由で、2通目の「ねんきん特別便」が届いた。こちらは、学内の提出期限が書いてあるので、とうとう重い腰を上げて、書類とご対面。昨日は市のサービスセンターへ行って、(アホな話だが)過去の自分を調べてもらった(が、全貌はいまだ不明)。…

和歌山で考えたこと(串本海中公園他)

まず、花山温泉のこと。花山温泉には、30年ほど前、一人で来たことがある。その時の記憶は強烈で、湯船の縁に茶褐色の湯の花が分厚く垂れ下がり、お湯も茶色いどろどろだった。バスに乗り、街中を歩いて行った記憶があるが、何の本でその存在を知ったのかは…

胃カメラ終わる

今日、胃カメラが終わった。想像していたものとは随分違った。言葉では形容しがたいイヤなものだが、船酔いのほうがよっぽど気持ち悪く、お産のほうがよっぽど痛い。10分ほどの我慢で検査さえ終われば、あとはケロリだった。ポリープの生検をした。今日のう…

和歌山の旅

2泊3日の和歌山の旅から戻ってきた。今回の行程は、花山温泉(和歌山市)→白浜→白良浜→椿温泉(泊)→串本海中公園→椿温泉(泊)→樫野釣公園センター(大島)→帰宅。 久々の花山温泉も楽しかったし、串本海中公園が大ヒットだった。お天気がよく、半潜水型海…