文献

「日本人の観光と縮む島」

だいぶ前から書きたかった文献(記録)がある。『人文地理』62−1(2010)に掲載の、第99回地理思想研究部会(2009年11月7日開催)での山口誠さんの報告要旨。 本報告では、(1)こうした「グアム抜きのグアム観光」が成立した歴史を社会学の視座から読み解き…

「新公益法人制度への移行1年目−社団・財団法人の見直し」

『地方財務』2009年1月号に、上記の記事が載っているのに気づいた。著者は、監査法人トーマツの寺川徹也さん。前半は、新しい制度の内容をコンパクトかつ平易に説明されていて、こういうふうに書けばいいのか、と参考になった。授業のネタ本としても使えそう…

「日本の知識情報管理はなぜ貧弱か」

買った本(藤原良雄編『図書館・アーカイブズとは何か 別冊環15』2008年)をざっとめくって、たくさんの論考の中で、たまたま眼について読んだ文献。著者は根本彰さん。たいへん挑発的な書き方だが、著者の真意がどこにあるのか、いま一つ、読み取りにくい部…

“Survival”

フロム駅には、みやげ物店が何軒かあり、本を3冊買った。まずは1冊目。 Trond Strømgren“Survival The Illustrated History of Everyday Life in the Fjords”(Stromgren Publishing,2007) 著者のTrond Strømgrenさんは、1961年生まれ、 Kystmuseet(…

館長会議/『博物館研究』5月号

先日、日博協の『博物館研究』5月号が届いた。その中に、館長会議のお知らせが入っていた(会費請求書も入っていたが・・・)。館長会議などという畏れ多いものには行ったことがないが、今年は、公認会計士の高山昌茂さんの「新しい公益法人制度について」の講…

「消え行く博物館計画」

風邪薬が切れたとたん、朝、起きるとノドが痛い。ハナもぐすぐす・・・新手の風邪を引いた?という信じられない展開。犬は、青いフェイス・カバーをつけたまま散歩に出るので、普段は気にも留めてくれない女子中学生たちが、「かわいい!」と言ってくれる。ファ…

『マナビィ』No.79ほか

久々に出勤。公私に亘り、あちこちから、たくさんのプレゼント(刊行物)をお送りいただき、嬉しい悲鳴。博物館にせよ、大学の学芸員養成課程にせよ、危機感からか、刊行物を充実されたり、チラシを大量に送ってこられたり。こちらも、ぼーっとしていてはい…

潮田健次郎「私の履歴書」

今日は、一日家。単なる出不精である。花粉症との付き合い方も、だいぶ分かってきた。どうも、花粉がよく降ってくる場所があるのではないか。家にいても、一日2回は、犬の散歩に行くのだが、JRの線路沿いの土手へ行くと、てきめん、具合が悪くなる。思い起…

「歴史学は回復するか イギリス衰退論争」

今日は、新入生オリエンテーションで出勤。外へ出ると、やはり具合が悪くなる。でも、おとついよりはまし。私の風邪を他の先生方にもうつしてしまったらしい。休んだほうが、世のため人のためかも・・・夕方から熱で、だんだん熱が上がってきたので、もう寝…