瞑想

『博物館研究』4月号からの妄想

今日から授業が始まった。学内の坂道は桜の花が見事で、初めてここに来た日のことなどを思い出した。山つつじが咲いていて、きれいなところだなあ、が第一印象だった。 山のような郵便物の中に、『博物館研究』4月号が入っていた。中に栗原さんの「学芸員養…

ブログ読み比べ(大阪市博物館群シンポ)

5月18日に行われた、「都市の魅力発信と博物館連携―大阪市の博物館を語る―」シンポ関連のブログを読み比べると面白い(というのも、いかにもマニアックな話だけど)。 当日書かれたのは、「暗鬱な黄昏」のmournbladeさんの記事。→http://mournblade.tea-nift…

干潟合宿を終えて

5月5日、特急ソニックという格好良い列車に乗って、別府へ出て、別府湾沿いの温泉ホテルに宿泊。海を挟んで高崎山が目の前に見える。 一番大きな宅配便用のダンボール箱を買ってくると、ちょうど、道具を入れて持ち歩いていた洗濯籠がすっぽり入る大きさだっ…

「利用偏る」は当たり前

怒涛の月・火が終わって、あとは、寝る前に犬の目薬を入れるだけ。火曜の晩が一番嬉しい。犬は、最近、私の手を前足で引っかいたり、目薬に噛み付こうとしたりする。犬に手を取られるものだから、家の中にも、小さなさざなみが立つ。 通勤の途上で、あれこれ…

府立4館のこと

今日は、一日在宅。4時間ごとに、犬をだましだまし、目薬を入れる生活。 さて、ずっと歯切れ悪く、思い悩んできたこと・・・府立4館問題。行ったことがないのよ〜が基本なのだが、実は、「近つ」と「狭山」は行ったことがある。 「近つ」は今の職場に着任…

横須賀から、いろいろ

思いがけず、1日早く、ネット環境のあるところに到達した。 今日の朝、7:14信濃大町発、あずさ6号に乗って、10:04八王子着。途中、たぶん生まれて初めて、富士山を裏側から見た(富士山に裏表ってあるのか知らないが、関西人で甲府側から富士山を見たことが…

ドーンセンターと府立博物館

大学アドレスのwebメールを開いてみたら、知人からドーンセンター存続運動メールが届いていた。引用許可はとっていないので、概要のみ。 ・橋下知事が、図書館以外の府施設の廃止を検討している。13日に若手職員を中心にプロジェクトチームを立ち上げ、25施…

城つながり

「日本遺跡学会会報」第8号が少し前に届いていた。納富敏雄「佐賀城本丸歴史館−復元建物と博物館−」という記事を、高槻城がらみで読んだ。以下、部分引用。 幕末・維新期の本丸御殿の復元建物であるため、イベントや講演会等を行うホールなどがなく、展示空…

「貧困は博物館へ」

床に溜まっていた新聞を片付け、気になっていた、グラミン銀行総裁ムハマド・ユヌスさん(2006年ノーベル平和賞受賞)へのインタビュー記事の連載(2007年4月16日〜4月20日、日経新聞夕刊)を切り抜いた。連載のタイトルは、「貧困は博物館へ」で、最初にこ…

佐藤郁哉さんの「暴走族から現代演劇へ」

昨日は、一日、共同研究の本文書きに苦しんだ。行き詰ってふと手に取ったのが、好井裕明・桜井厚編『フィールドワークの経験』(せりか書房、2000年)。去年やはり方法論で行き詰ったときに買ったのだが、大部な本で読めないままお蔵入りしていたもの。 ふと…

入力の日々

22日から学内共同研究の報告書づくりを始めた。授業や試験監督の日を除いて、家にこもりきりで、ノートのメモを文章化して、できた端から関係者に速達で送ってチェックしてもらう。一日一便みたいな感じで、やっと先ほど、最後の一通を投函した。エクスパッ…

敗北宣言?

11月16日だった学部紀要の締め切りを特別頼み込んで、24日まで延ばしてもらっていたのだが、まだ完成していない。地方交付税問題にのめり込んでしまったのが運の尽きで、そこはようやくクリアした(深入りせずにまとめてしまった)のだが、今度は、美術館建…

地理学談話会

半月ほど前、母校のK先生から電話がかかってきた。とても頼みづらそうに話されるので、何かと思えば、近年めっきり元気のない後輩たちに、私の体験談を話してもらえないかという依頼だった。落ちこぼれの問題学生が紆余曲折を経て就職するまでの物語だが・・…

要旨完成!

土・日と座りっぱなしで辛かった報告要旨が、一応完成(校正は一眠りしてから)。日曜日はほとんど書けず、不安の塊だったけれど、出勤して授業をしたら気分が晴れた。「こんなことも、あんなことも」書きたい気持ちを縮小し、もいつもの通り。頭の中の妄想…

馬琴な夜

昔、塾講をやっていたとき、テキストの中に、滝沢馬琴を描いた文書があった。馬琴は文章を書き出して興に乗ると、銀河の流れのようなものに身を任せて、夢中で筆を走らせ続けるのだそうだ・・・。 うまくその文章は再現できないが、年に一度だけ、私にも馬琴…