ブログ読み比べ(大阪市博物館群シンポ)

 5月18日に行われた、「都市の魅力発信と博物館連携―大阪市の博物館を語る―」シンポ関連のブログを読み比べると面白い(というのも、いかにもマニアックな話だけど)。

 当日書かれたのは、「暗鬱な黄昏」のmournbladeさんの記事。→http://mournblade.tea-nifty.com/blackblade/(5月18日分)。たぶん、私と同じ頃に書かれたのではないだろうか。同じ会場にいた他の人が、どう感じたかを読むのはとても楽しい。

 次に見たのが企画者側のお一人の佐久間さんのブログ。→http://blog.livedoor.jp/sakumad2003/(5月21日分)。 ここに登場する「Tさん」は私なので、これも面白かった。佐久間さんには勝てん(勝とうと思っていないけど・・・)。

 さらにリンクが張ってあって、大博研こと、「大阪市博物館施設研究会」のブログにたどりついた。→http://daihakuken.blogspot.com/「今回のシンポジウムの記録はこれから、いくつかの媒体の中で順次報告をしていきます」とあるので、ほっと一息。

 今日、見つけたのは、山西館長の記事。→http://yamaryosan.no-blog.jp/blog/ 早くも、ご自身の講演要旨をアップされている。山西先生は、

「誰に訴えかけるのか?」と問われると少し苦しいところもあった。博物館関係者・・・?実際どのような方々が参加されたかを分析して今後に生かしていきたい(来年の国際博物館の日もできれば何かを)。

と書かれている。私は、当日、「質問シート」だけでなく、何か簡単なアンケートをされたらよかったのではないかと残念に思っていた。

 当日は、ある程度の記録を勝手にアップしようと考えて随分メモを取ったのだが、家に帰ると、重大事件が発生していたこともあって、何となくそのままになってしまった。個人的に今回一番気になったというか、勉強になったのは、昨日も書いた「勧告・承認出品館」。実は、Tさん(私でないほうの)に教えていただいた名称は、「承認勧告出品施設」で、その道の方は、「勧告出品館」ともいうらしい。これは相当に奥が深そうだ。最近、文化財保護行政のあれこれが、謎に満ちて感じられる。(学生時代に勉強しなかったツケというべきだろう。)
 
 さて、佐久間さんのブログでは、「まずは博物館関係者・行政関係者に今回のような意識を持ってもらい」と書かれている。で、その佐久間さんにもお出ましいただいて、財政畑の方とディスカッションしていただこうと企画している。あと、2週間になってしまった。頑張って広報しないと。特に関東方面の皆様、お気軽に、ぜひお越し下さい。
「博物館のアウトプットと予算査定」http://d.hatena.ne.jp/takibata/20080423
2008年6月8日(日)日本社会教育学会六月集会ラウンドテーブル(於 日本社会事業大学)にて行います。