旅の始まり

 昨日は午後から、髪を切りに行った(3〜4ヶ月ぶり)。今日は、3週間ほど前に忘れた腕時計を取りに行った。腕時計がなくても、それなりに暮らせるものだ。帰り、梅田で紀伊國屋書店に寄った。ネットでは買えない雑誌を買い、旅行書のコーナーで、韓国の本を2冊買った。日本人の手によるガイドブックは、どれも良く似た構成に見える。買ってみたいのは、3〜4冊あったが、ブルーガイドの『わがまま歩き 韓国』(2005年)にした。
もう1冊は、ロンリープラネットの『韓国』(第6版、2004年)。こうして奥付を見ると、もっと新しい本にすべきだったのかもしれないが・・・。
 完全に風邪状態で、薬を飲んでいるから、眠たくてうとうとしながら、ガイドブックを読んでいた。ロンプラのほうは、セマングムの大規模干拓計画の話が「環境問題」として載っている。日本のガイドブックは、カラー写真がふんだんだが、食べ物の紹介頁がやたら多い。社会派ガイドブックみたいなものが、かつての日本にはあったのだろうかとふと思う。少なくとも旅行雑誌の『旅』などは、社会派を自認していたのだと思うが。
 ロンプラ韓国編は、イギリス、アメリカ、カナダ、3カ国の出身者が執筆しており、欧米人の目からみた韓国像を垣間見ることができる。