ガイドブックの功罪

 北京行きの準備を始める。以前、乗り継ぎの香港空港で買った『我愛北京』(CUP出版、2006)という本が役に立つ。この中に、今日美術館というのがあって、中国初の、民間非営利美術館らしい。http://www.todayartmuseum.com/EN/TodayGalleryEN.aspx
 鉄道の乗り方など調べていると、やはりここにもマニアのサイトが。
国鉄道倶楽部http://railway.org.cn/
海外鉄道旅行愛好者・万里の長城に向かう列車http://acela.way-nifty.com/acela/2005/07/br17_0bf7.html
役にたつけど、ここまで詳細に見て読んでしまうと、もう旅行をしたような気分になってしまう。調べすぎるのも、考えものだ。
 昨年の韓国行き以降、旅行をしていても、ガイドブックや人様のネット上の記事の通り旅しているだけのように思え、何か、むなしさを感じてしまう時がある。もちろん、肉眼で実際に現地を見る楽しみはあるし、取捨選択は自分のオリジナルだとしても。
 でも、ガイドブックがないと、そもそもどこに何があるかも分からないのがジレンマだ。