試験監督終わる

 昨日、3限の試験監督中、空が真っ暗になって、30分くらい経って、少し明るくなったと思ったら、猛烈な雨と雷。いっしょに監督していた若い男の先生いわく、「かさ持ってこなかったけど、どうします?」「走りましょう!」目と鼻の先の距離だけど、水溜り状態で靴も服もびしょびしょ。こちらは、一刻も早く、大学を出たい一心。巻き添えを食った先生にはお気の毒だった。
 JRの駅へ出た段階で、電車は遅れていて、鈍行に乗り込む。途中、何度か激しい雷鳴。やがて、東淀川の駅で電車は止まってしまった。伊丹の信号に雷が落ちたらしい。電車の中でしばし呆然。そうこうするうち、阪急も阪神も止まっているとアナウンスが入る。復旧の目途が立たないので、歩いて10分ほどの地下鉄東三国駅から振替輸送します、東三国駅への道順は、駅員に聞いてくださいとのアナウンス。
 改札口に行ってみると、長蛇の列がすでに出来ている。何でここで並ぶかな??金沢駅の悪夢を思い出したが、JRは相変わらずである。こういうときに備えて、普段から、東三国駅への地図ポスターくらい作っておけばいいのに。急いでいたので、ICOCAで自動改札口をすり抜ける。
 そんなこんなで、河内山本駅についたときには、1時間以上の遅刻になってしまっていたが、その後、大変実り多い時間を過ごさせていただいた。
 
 さて、今日は、最後の試験監督日。試験前に、学生さんたちの様子を見ていたら、一人、よく使い込まれたリラックマ筆箱を持っていた。“私も持っているのよ”と言いたいのをぐっと我慢して、持ち込みすべて禁止だから、筆箱やメガネケースなんかもしまって下さい、とか。
 で、ようやく全ての試験監督が終わった。総計11個(含む応援監督)。採点が済んだのが、4科目分。残っているのは大物ばかり。1週間程度で成績を出さないといけない大学が増えて、集中豪雨的。授業回数が増えて、試験期間にゆとりがなくなったのが、大きな原因だろう。こうなると、採点の楽な問題にせざるを得ないか、などとも思ってしまう。いたずらに授業回数を増やせばいいというものではないと思うのだが。
 久々に歩いた興戸駅前のハス畑が見事で、デジカメを持って来なかったことが悔やまれた。帰路、我が家の近くの水田には、アオサギ君が首を伸ばしてじっと立っていた。古い携帯を出して写真を撮ったが、全然使えない写真。
 夜は、動物病院。お盆明けまでの目薬を貰う。まだ、治っていないのだ。長い一日はまだ終わらない。