簿記8コマ目ほか

 朝、出勤一番、酒屋さんから電話。昨晩、学部懇親会の飲み物代の請求書を貰わずに帰ってしまったのだ(お開きのあと、酒屋さんが飲まなかったビールなどを回収してくれるシステム)。午後、納品書と請求書を私の部屋まで持って来てくれた。お気の毒なことをした(内心、これが売掛金か・・・とか、仕訳)。
 受話器を置いたとたん、また電話が鳴る。大町のM先生から。紀要原稿の初校のお返事。「東屋式野天行雛器」は、やはり「東屋式野天育雛(いくすう)器」だった。わざわざ、原資料を確認して下さったとのこと。これで、初校を返送できる。
 金曜日は今年度、最後の授業だったので、2限の学生たちと、お昼休みに、みたらし団子なんかを食べて和む。で、皆が帰った後、あたふたと、簿記の復習。と言っても、前々回分の宿題から積み残しがあるので、前回の復習まで到達しない。梅田に着いてから、何とか、繰越金勘定・仕入勘定の決算整理までの問題演習をするが、時間切れ。英米式決算法は、全く問題演習できないまま、小テストに臨む。4/20点の惨敗。恥ずかしい答案を書いてしまった。
 で、今日も30分延長授業で、精算表と決算整理(受取手形勘定、売掛金勘定、有形固形資産諸勘定)を習った。言葉だけ知っていた「貸倒引当金」って、そういうことだったのか、とか。で、今朝の酒屋さんのことを思い出してしまった。
 面白かったのは、減価償却費のお話。本屋さんに行くと、「有形固定資産の耐用年数表」が売っているそうだが、その表の中には、「パンダ」や「キリン」も載っていて、「パンダ」や「キリン」は、動物園の「備品」になるのだそうだ。
 帰りの電車の中で、手帳を見たら、エントリーしていた某原稿の締切日を勘違いしていたことに気づいた。月末ではなく、26日締め。もう絶対無理、と悟って、カウンターを外すことにした。残念。