なんとか間に合った原稿

 昨日、帰りの電車の中で、原稿を読み直そうとして、“こんな小さい字で書いたら読めん!”と自分で自分に文句を言う。そして、ふと、字数の設定がもしかして狂っている?と気づいて、数え直すと、果たして21字で設定したはずの原稿が、25字設定に変わっていた。フォントを9ポイントに変えたら、自動的に設定字数が変わっていたらしい。
 ということで、慌ててフォントを戻し、原稿を短縮することになった。と言っても、昨日は眠くなって寝てしまった。
 早朝、泣く泣く字数を削って、でもまだ多いかもしれない。とりあえず、事務局に送信。ということで、順調に行けば、『博物館研究』デビュー(3月号の予定)。
 お題は、「パネルディスカッション『新公益法人制度への移行と博物館』に参加して」。大会時の高山先生のご講演内容をコンパクトにまとめたもの。字数がタイトで、個人的感想は入れる余地がなかったが、読まれる方にも、まずは客観的な情報の方が有益だろう。このような内容で、『博物館研究』に初寄稿することになるとは、夢にも思わなかったが、まずは、高山先生と、編集担当のH先生に、お礼申し上げたい。
 公益法人改革は、自治出資法人にどのような影響を及ぼすのか? 自治出資法人が、現在、博物館運営を担っているところは、法人自体が設置者のケースを除き、指定管理者制度に移行しているはずだから、今回の公益法人改革はダブルパンチなはず。当事者には迷惑千万、研究テーマとしては最先端だが、ウルトラ難解である。