復活

 昨日は非常勤先の試験監督。お昼頃から体調が戻り始めた。というか、すきま時間に進めた仕事の見通しが立ち始めた時点で、元気が出てきた、というべきか。夕方には、大山を越えた。
 あれもこれもしなくちゃ、のプレッシャーから逃れるために、一段落つくまで、簿記のことは忘れることにしたのが土曜日。月曜の夜には、これも半ばプレッシャーになっていた夏の旅行の予定を立て始めた。採点もしないで何をしていることだか、だが、何か楽しいことを考えないと、頑張ろうという元気が出てこないと思ったので。
 1泊目のフランクフルトと、2泊目のアーヘンを予約。アーヘン大聖堂へ行くのだ。そこからの計画は難航。欲張りすぎで、日数が足りない。
 アーヘン→ベルリン→ワルシャワプラハ、だけでも日が足りない。鉄道ばかり乗っている感じ。おまけに、チェコの、チェスキー・クルムロフというところに行ってみたくなった(エゴン・シーレ・ツェントルムがある)。ここは、チェコの南の端だから、オーストリアリンツという街から入ったほうがいいのではないか、と南周りコースを考え始める。
 リンツってどんなところか? と昨日の帰路、本屋でオーストリアのガイドブックを買って帰った。ぱらぱら見ているうち、絶句した。
 ウィーンの美術史博物館。ブリューゲルの『雪中の狩人』がある。シェーンブルン宮殿とか、すごいな〜! とか、ここで、えーい!ウィーンまで行ってしまえ、みたいな、訳の分からない計画になってきた。が、すっかり元気が回復したのである。
 さ、採点!