採点や引越しのこと
今日は一日、本務校の試験やレポートの採点。割と親しくしてきた学生さんに限って、レポートをHPから丸ごとコピー貼り付けしていたり、ごそっと提出していなかったり。
社会教育概論の試験は、今年は問題をやさしくしたのに、やはり落とす子が多い。社会教育というもの自体が、小学校以来大学まで、ずっと勉強が周囲に満ち溢れている若い学生さんたちには、想像しがたい世界なのだろう。学びたくても学べないという経験をしたことのない人に、社会教育がなぜ必要かを理解してもらうことは難しい。
そんなこんなで、単位を落とした子も気の毒だが、落とすこちらも今日は気が滅入ってしまった。こんな日はやはり、心なごむ写真でも貼り付けておかなくては。
明日からは、また学内共同研究の報告書書き。もう逃げ場がないのだが、その前に引越し先のレイアウト図の締め切りもある。
研究室の引越しが2月24日。外側と、廊下側2面とも、床から天井まで、全面ガラス張りの透け透け。山本理顕さんの真似っぽい。セクハラ防止用らしいが・・・。11階建てのノッポビルの10階に入居する。みなさん嫌がっておられるのだが、私はひそかに喜んでいる。子どもの頃から夢見ていた温室(サンルーム?)を与えられるのだから。
というわけで、ガラス張りの温室だったら、やっぱりこれ。写真は熱川バナナ・ワニ園のティランジア室(2006年4月6日撮影)。