ソウル到着

takibata2007-03-20

 11時を過ぎても、ソウルナビから連絡が来ないので、問い合わせメールを送る。するとすぐに、入金済みメールが送られてきた。入金期日が、全部午後2時に設定されていることから察すると、日々、2時に締め切って、予約確認書・領収書を送るシステムなのではないだろうか。想像に過ぎないが。ともかく無事、宿を確保して出発できるようになった。
 飛行機の中で、件の「乗車券購入表」を書いていたら、隣席の男性が、話しかけて来た。ソウルの小さな会社の社長さんだそうで、頻繁に大阪に商談で来ているとのこと。アンドン(安東)へ行くのが珍しいらしい。アンドンのハフェマウル(河回村)へ行くんだったら、ソウルに近い「韓国民俗村」へ行けばいいのに、と言われる。
 「河回村はもともとある村だけど、韓国民俗村は他所から移してきたものじゃないですか?」と尋ねると、「河回村も、古い家もあるけど、あとから作ったのもある」とのことで、アンドン2泊はもったいないと主張される。「中央線が景色がいいって」とか言うと、「まだこの季節だからねえ」ともっともなお答え。結論としては、慶州へも行ったらということになった。
 日本からのお得意様を案内するときは、慶州へ行くとのことだった。これはまあ、古墳の中に入って楽しいと思うか、伝統家屋を見て楽しいと思うかのような好みの違いかもしれない。むろん、慶州も行ってみたい場所のひとつだ。
 ソウルでのお勧めを聞いてみると、昌徳宮の後苑(ここは、私も行ってみたいと思っていた)と、NANTAの公演(平日なら予約なしでも大丈夫だと思う、VIP席に座るとよいと公演開始時間や料金まで教えてくれた)、ヨイド公園(桜並木)とその中の63ビルディングの夜景とのことだった。
 ホテルに着いた頃には、もう暗くなっていたが、晩御飯を探しに外へ出てみる。デパ地下もすでに営業終了。地下街をくぐって明洞(ミョンドン)を歩き、なんとなく入りやすそうな、日本語表記もついている居酒屋に入る。入ってびっくり、ガイドブックに出てくる草家チプというお店だった。石焼ビビンバを頼んだら、9時までで終了しているとのことで、「豚のキムチ炒め、餅入り」というのを注文した。
 出てきてびっくり、大皿いっぱいに真っ赤なキムチ。脇に、豆腐のスライスが並んでいる。食べてさらにびっくり、猛烈に辛いのだった。日本ではキムチ好きだと思っていたが、この辛さを一皿食べたら、とても胃が持たない・・・と思ったのだった。お餅(トック?)は歯ごたえがあって、とてもおいしかった。お餅、豚肉が少ないのが残念。
 写真は、ソウル市内、乙支路入口駅付近(2007年3月20日撮影)