遠足対策

 今週になってから、下の子に「金曜日、遠足やで」と言われた。なんで金曜日〜とか言っても始まらない(今週の金曜日はたまたま超ハード)ので、過去の様々な失敗に学び、事前に対策を立てることにした。
 昨日の帰り、遠足グッズを購入。チーズinウィンナー、冷凍ポテト、ほうれん草にきゅうりにブロッコリー(どれになるかは、当日の朝起きる時間による)、みかんの缶詰。家に帰ってから、みかん缶と、ポテトにはマジックで、“遠足用、食べるな”と書き、ウィンナーは冷蔵庫の奥に隠した。それから、リュックを探し、弁当箱、お箸、水筒、敷物、お絞り(とお絞り入れ)、ビニール袋に、ハンカチ、ティッシュ。こんな日は、奇跡的に全部の品が揃うのだった。お菓子を買うお金150円分を、息子に渡した。
 家を一歩出ると、家のことは全て忘れてしまうのだが、今日の帰りには、スーパーの中で、さらに、サトウのごはん、海苔を買い忘れていたことに気づいて追加した。これで、寝坊しても何とかなるだろう・・・。
 昼間は、自分が引率して行くほうのバス旅行の手配をしていたが、当然、学生たちには、コンビニ弁当でいいからね〜、忘れてもSAで買えるよ、と言ってある。INAXライブミュージアムは、敷地内でお弁当を広げてもいいそうだ。
 息子の遠足の行き先は、キッズプラザ大阪。親的には、行き先以前に大問題がある。保育所時代から記憶に残る行き先は、王子動物園須磨海浜水族園・・・。入館者数に占める遠足・校外学習の割合は、館種によっては大きくて、もし遠足がなくなると大変なことになる館もあるのではないだろうか。遠足も、高校生くらいになると、エキスポランドとか、いちご狩とか(若い子向け?)に変貌する・・・。
 などと考えながら帰宅すると、歴博会(歴史学と博物館のあり方を考える会)から会報や年報が届いていた。総会時の記念講演の配布資料も同封してあり、高校の先生の手による熱心な「学校での歴史教育と博物館・資料館について」が入っていた。歴博会の2007年度の年間テーマは「博物館と歴史教育」。
 理想と現実に思いを馳せつつ、今日は早く寝ようと思うのだった。