マヌケな日々

 月曜日、大学にノートPCを持って行き、帰りにACアダプタとマウスを持って帰るのを忘れた。「ノートPC 電気なければタダの箱」である。仕方がないので、子どもたち用のPCを借りて最低限使っているが、やはり自分のでないと、あまり気が乗らない。
 さらに、芦屋シンポのレポートを書こうと思っているのだが、沖縄シンポほどは気が進まないのだ。その感じは、柿木央久さんの「NPO法人芦屋ミュージアム・マネジメント―芦屋市立美術博物館をめぐる事情とその展望―」(中川・松本編『指定管理者制度は今どうなっているのか』)を読んでさらに深くなってしまった。たぶん芦屋市立美術博物館は、もう(現代)美術館ではなくなっていくのだろうという感触が強くなってしまったからだと思う。現代美術がいかに理解されていないかを知り、悲しくなった。あるいは、市立でも、その館は、狭義の「市民」だけのものではないはずである。さらに、交付税不交付団体ならいざ知らず、市外の納税者の税金も、回りまわって多くの地方自治体に配分されている・・・そんなことも考えていた。
 そこへ、昨日の日博協文書。午後、非常勤先で授業をしていて、突然腹痛に襲われた。青ざめながらなんとか乗り切ったが、ぐったりして帰宅した。
 精神的に参っているのかと思ったら、息子に、「一人でオクラを全部食べてずるい」と朝ごはんの恨みを蒸し返された。それで、腹痛の本当の理由に気づいたのだった。