原稿完成/探しもの

takibata2007-05-31

 昨晩は、3時ごろまで頑張ったが、出だし10行くらいしか書けず、諦めて眠った。朝、起きてから、急に筆が進み、11時頃には書き上げた。引用部分の確認だけ、出勤してから探す・・・が見つからないのだ。廣瀬鎮さんは、

木場一夫氏は、「博物館教育活動は、博物館内外において、可能な博物館サービスの実施であり、博物館と公衆の接するすべての場合が教育活動である」として広い意味で博物館教育活動を捉えている。(廣瀬鎮「教育事業」伊藤寿朗・森田恒之編『博物館概論』学苑社、1978年、354頁)

と書いて、この部分に注25と打ち、その典拠に、木場一夫『新ら(ママ)しい博物館』を上げている。それで今日、復刻版に当たってみたのだが、なかなか見つからない。何か、他の本の間違い? 仕方がないので、自分の言葉で書き直そうかと思ったが、うまくいかず、「廣瀬が・・・と引用する通り、」で逃げることにした。校正までに見つかるといいのだが。

 夕方、速達で投函。事務局に電話を入れて、お詫びをしておいた。もう1日、早く書けばいいものを。それにしても、1日苦しんで10行しか書けないのに、何かの拍子に軌道に乗ると、あとは書けてしまうというのは、どういうカラクリなのだろうか。立ち直りのきっかけがもはや、思い出せない。書きたいこと(素材)はあるのに、並べ方のところで足踏みしてしまう時間が長い。

 写真は、昨日に続いて、メトロポリタン美術館で行われていた教育活動の一こま(2005年8月撮影)。