校正完了

 今日は1日がかりで、論文の校正。どこで踏ん切りをつけるかが難しい。おまけに著者校正は一回きりなのが辛いところだ。今回は印刷業者が、おかしなレイアウトで出してきた。図表を挿入した結果、大きな余白があちこちに出来ている。普通は、本文を詰めるだろうと思うのだが。大丈夫だろうか・・・
 ようやく1年がかりの仕事の終わりが見えてきた。これで私の手からは離れたのだが、最後にお世話になった方々へ発送する仕事が残っている。今回の拙稿は、横須賀市議の吉田さんが読んで、間違いを指摘して下さった。基本構想は議会の議決事項だが、1998年当時、横須賀市では基本計画は議会の議決事項ではなかったという指摘だ。条例が改正されて、2007年4月1日以降、横須賀市では、基本計画も議会の議決事項になった。こういうのは、頭の中で当然、議決事項だと思っているとまず間違いに気づかない。ありがたいことだ。


 昨日の夕方は、非常勤先の学生たちと、過日放映されたNHKスペシャル“夕張 破綻が住民を直撃する”の録画を見た。コンタクトレンズをしていなかったら、涙を流してしまっただろう。学生たちも、涙ぐんでいた様子だが、一人だけ寝てしまった子がいたのには驚いた。・・・1日経って、先ほどふっと思ったのだが、夕張市ミュージアム研究をする人はいないだろうか。