横須賀美術館のその後など

 今朝、横須賀市議の藤野英明さんのHPを見て、驚いた。横須賀市が、「事務事業の見直し」を検討しているらしいのだが、昨年オープンした横須賀美術館も、「見直し」の対象になっているらしい。以下、引用。

・美術館運営課の執行体制の見直し
  業務を見直し、非常勤職員を活用することにより
  図書室担当の正規職員1人を削減すると共に
  副館長(非常勤職員)を廃止する。


 これは明らかに間違っている。
 副館長を廃止するならば、お飾りの館長を廃止すべきだ。
 市民の美術館建設反対運動の激しさを知っている
 現在の副館長だからこそ
 横須賀にふさわしい美術館とは
 いかにあるべきかを誠実に追求できるはず。
 かたや美術業界の知名度だけで選ばれた非常勤の館長こそ
 本当に意味があるのか。むしろ、廃止すべき対象なのではないか。
http://www.hide-fujino.com/diary.htm(2008年1月1日)

あまりの驚きである。豪華な建物だけ作っておいて、いざ開館したら、ベテラン学芸員かつ開設準備室長だった方を非常勤副館長にし、さらに「廃止」を検討とは?
 また横須賀美術館を創ることにしたきっかけの一つは故・匠秀夫氏蔵書の市への寄贈だ。その匠文庫を生かすために、図書室担当職員を配置したのではなかったのか? 市当局の論理矛盾には呆れるばかりである。
 市財政を圧迫することが分かっていたからこそ、建設反対運動が起こったというのに。

 ところで、横須賀市議の佐久間則夫さんも、別件でお正月から怒っておられる。

カウントダウンでにぎわう深夜のベイサイド・スクウェア駐車場。
避難階段が外側から施錠されていた。

とのことで、以下が注目のポイント。

なぜ今すぐにやらないのか。10分後に火災が起きたらどのように弁解するのか。なぜ赤ジャン(市の委託先指定管理者)は私たちは関係ないと言い切り、サービスを受けるべき利用者自らが警備会社にお伺いを立てなければならないのか。昔、『タワリング・インフェルノ』という高層ビルの火災映画で、避難階段で工事用のコンクリートを放置して開かなくなって避難階に行けなくなるというシーンを思い出した。こんなのんびりとした業者に市民の安全は任せられない。
http://www3.ocn.ne.jp/~sakuma21/

で、この駐車場の指定管理者ってどこ? と思って検索してみたら、ここでいいんでしょうか?