熱川バナナワニ園

takibata2008-01-12

 12・13日と、家族サービスで(私ばかり旅行に行ってずるいと言われ続けて)伊豆へ行った。本来は、年末年始に行く予定だったのだが、宿の予約に出遅れたのと、もう電車に乗るのは勘弁して!の心境だったので、3連休まで引き伸ばしてしまった。
 12日はあいにくの雨。前回、熱川に来たときも、雨だった。雨でも温室は楽しめる。今回は、マナティーが餌を食べるところを堪能。レタス、チンゲンサイ、白菜を食べるのがガラス越しすぐ間近に見られる。熱帯性スイレン温室では、40種類の熱帯性スイレンの花のポスターをゲットした。裏にEPSONの文字があるので、手作りのポスターなのだろうか。ワニ園は、今年も雨の中、傘を差してなのが残念。
 分園の坂道で、少し年配の園のスタッフとすれ違う。もしかして・・・の予感。この方がティランジアの手入れをされていたので、ますます予感が当たっている気がした。そしてまたすれ違ったときのネームプレートは、まさにS先生のお名前だった。「いらっしゃいませ」と言って下さったのだが、こういうときは、「こんにちは!」と言う以外に、声の掛けようがあるだろうか・・・。手入れの行き届いた熱川バナナワニ園の温室は、いつ見ても楽しい。今年は、コーヒーノキの実を見た。売店では、思わず、マッソニア・ロンギペスの鉢植えを買ってしまった。南ア産ユリ科の小球根。マユハケオモトに似た風情だが、葉は薄手。初めて見たが一目ぼれ。
 夜は、熱川から一駅北の北川(ほっかわ)温泉に泊まった。宿の外の少し先に、海岸間際の露天風呂、黒根岩風呂がある。混浴だが、夜の7時〜9時の間だけは女性専用になる。冷たい雨の中、傘を差して出掛ける。湯船は3つで、手前と奥のが熱く、真ん中のがぬるい。奥のが海に一番近くて最高。先客が3人いて、うち、一人の女性は、長野県から来たという。夜だから、波以外には何も見えなくて、男の人はいいよね〜なのだが、彼女は、“お仲間がたくさんいたら、昼間でもバーッと入っちゃうんだけどね”と景気のいいことを言われる。
 写真は、熱川バナナワニ園のワニ君。ずっと温泉につかっている(2008年1月12日撮影)。