博物館法改訂箇所/パブコメ公表

 ご連絡を下さった方があり、「社会教育法等の一部を改正する法律案」及び博物館法を含む改訂箇所の「新旧対照表」がネット上にアップされたことを知った。
こちら→http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/169.htm
 それから、あちこちで、パブコメの内容を知りたいと言って(書いて)歩いていたら、パブコメ概要も送っていただいた。それで、検索にかけたら、これもネット上にアップされていたことを知った。ありがたいことだ。
こちら→http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?ANKEN_TYPE=3&CLASSNAME=Pcm1090&KID=185000255&OBJCD=100185&GROUP=
 まだ、一回通して読んだだけだが、とても面白い。特に印象に残ったのが、原則無料規定に対する思い入れの深さ、肯定的意見が多いことだ。もう一つ、国立新美術館に対する批判。なかなか健全じゃないの、と面白かった。他にもいろいろ。
 日本の博物館関係者あるいは博物館(法)に興味を持っている人は、バラエティーに富んでいて、これを何か一つにまとめようというほうが、無理というべきか、危険というべきか。

 ところで、別ルートで、各地の研修会の資料などを送ってくださる方もいる。中に、面白い発見があった。平成19年度千葉県博物館職員研修会での配布資料で、千葉県立中央博物館の佐久間豊館長が作成されたスライド。「現行制度のメリット」の中に、「市街地の繁華街に立地している場合には保護対象施設→館周辺に風俗営業不許可」という記述があった。これは初めて知った。具体的にどういう法規制があるのか、「風俗営業」の定義は?とか、知らないことがいっぱいだ。
 実は、先日、子どもと一緒に、某博物館へ行ったとき。館最寄のバス停を降りると、大きなラブホの看板が。道の反対側には、ラブホ本体が。入館者のほとんどが子ども連れの館だったので、へ〜と思った。逆に言うと、博物館と風俗営業のセットというのは、普段あまり目にしない。調べてみると面白いと思うが、そんなことまで調べてどうする・・・