びわ湖ホール問題

 やくぺん先生のサイトに、以下のような記事が掲載された。以下、一部引用させていただく。http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2008-03-05

ひとつ前の記事のコメント欄に入れていただきました某ホール関係者の方からの情報を、そのまま載録します。小生なんぞが書いて形容詞が増えるより、生々しいと思いますし。

「去る3月1日の新聞報道によると、滋賀県議会で審議中の平成20年度予算案の修正案が最大会派「自民党・湖翔クラブ」から提出されようとしており、福祉医療費増額の財源として、びわ湖ホールを約半年休館し、その間に民間会社も含めた管理者を公募して自主運営費を削減することなどが検討されているのだそうです。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008030100040&genre=A2&area=S00

 
大阪府問題が、滋賀県にも飛び火したようだ。以下、やくぺん先生も私とよく似た指摘・危惧をされている。

技術論として小生に判らないことがあるので、ご存じの方、ご教授下さい。ええと、今、びわ湖ホール滋賀県文化財団だかが指定管理をしていると思うんですけど(そーですよねぇ)、そことの契約期間の最中に、県議会の決定で「県側の都合で一方的に指定管理者との契約関係を破棄する」なんてことは、技術的に可能なんでしょうか?
そんなことが出来るなら、民間企業はおっかなくて誰もそんなところの指定管理に手を上げっこないと思うんですけど。少なくともあたしが社長なら、「滋賀県は危なっかしいから応募しない」という決断を一瞬でするでしょうね。この議会の動き、指定管理者制度の根幹を揺るがす可能性がある問題ですよ。こんな勝手を議会がやれる制度なら、指定管理者制度はそもそも成り立たない。県議会議員の息のかかった会社しか、指定管理に手を出せなくなる。

びわ湖ホールの指定管理者は、「財団法人びわ湖ホール」のようだ。
http://www.biwako-hall.or.jp/about/h19/index.html