公益認定等ガイドライン案パブコメ募集中

 ひょんなことから、公益法人改革関連で「公益認定等に関する運用について(公益認定等ガイドライン)案に関する御意見募集」という頁を見つけた。パブコメ募集期間は、2008年3月1日〜3130日まで。
 「公益認定等ガイドライン案」をダウンロードしてみると、「【参考】公益目的事業のチェックポイント」がついていて、「『不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与するもの』の事実認定にあたっての留意点」という項目があり、17の事業区分の中に「(10)博物館等の展示」という項目がある。コピー貼り付けがうまくできないので、詳しくは、以下のサイトをどうぞ。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=095080290&OBJCD=&GROUP=

 ガイドライン案全体を理解するのは・・・

【追記】パブコメ期間、訂正します。

【3月14日追記】
 日本生態学会のサイトで、会長の矢原さんが、「公益目的事業のチェックポイント」について言及されているのを、これもたまたま発見した。(会長からのメッセージその3)以下、部分引用。

公表された「公益目的事業のチェックポイント」では、学会大会も学術雑誌の発行も、いずれも事業区分にあげられていません。この事業区分が機会的に適用されると、多くの学会は「全事業のうち公益目的事業が50%以上を占める」という基準を満たすことができなくなります。もしこの基準を満たさないと判定され、「一般社団法人」となると、全事業に対して企業なみの法人税が課税される見通しです。http://www.esj.ne.jp/esj/

と書かれている。「公益認定等ガイドライン案」の17事業区分以外については、このガイドライン案の中では、「これ以外の事業は公益目的事業ではないということではなく、これ以外の事業についてのチェックすべき点については、『2.上記の事業区分に該当しない事業についてチェックする点』に掲げる」とある。で、その部分を見ると、「受益の機会が、一般に開かれているか」等があげられている。