今日の夕刊ほか

 日経夕刊の@関西で、「芦屋市美博 新たな体制模索」が掲載されている。同内容の記事と写真は、ネット上でも見ることができる。
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news003499.html
 半月ほど前、ある研究会で、明尾学芸課長のお話を聞く機会があった。「地域博物館は二度死ぬ―芦屋市立美術博物館の場合―」という過激なタイトルだった。今日の新聞記事だと、その後、少し進展があったようにも、お見受けする。いずれにしても、多難な道ではある。


 大阪府の話のほうは、本ブログに転載した昨日の朝日(夕刊)の記事が、ネット上でも、若干の加筆・改変を含め、読めるようになった。
ワッハ上方、移転検討 大阪府PT、府立施設の見直し案
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200803310051.htmlasahi.com 関西)


 さらに、今日の朝日の夕刊には、「ワッハ 残して 大阪府施設見直し案 漫才師ら署名」のタイトルで、青少年会館、弥生文化博物館、近つ飛鳥博物館にも言及する記事が掲載されている。ほぼ同内容で、加筆部分も含む記事はこちら↓
◆「要りまっせ、ワッハ上方」 ミナミで漫才師ら署名活動
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200804010033.html

弥生文化博物館(和泉市)は近つ飛鳥博物館(河南町)への統合が検討されている。JR信太山(しの・だ・やま)駅から徒歩で行ける同館には、歴史を実地で学ぼうと年間1万1500人の小学生が団体見学する。近つ飛鳥博物館は私鉄の最寄り駅からも遠く、遠方の学校は訪れにくくなるのでは、と学芸員の一人は心配している。
 弥生文化博物館は「存続の危機」が報じられた2月以降、来館者数が皮肉にも急増した。当面、所蔵品の展示で、予算が付かずに中止された特別展を穴埋めする。だが、統合の可能性で今後の運営はさらに不透明になった。大阪歴史学会代表委員の藪田貫(ゆたか)・関西大学教授(近世史)は「各館が現在の場所に造られた背景には歴史的経緯があり、統合すればいいというものではない」と話す。


◆ワッハ存続求め、漫才コンビら署名活動(デーリースポーツオンライン)
http://www.daily.co.jp/newsflash/2008/04/01/0000901244.shtml