分割JRの不便/科研報告書類

 今日も、一日家。体調はいまいちで、午後からは体中で花粉と戦っている感じだ。
 朝から、5月6日の指定券取り。今年のGWも、恒例の干潟合宿へ行く。行きの新幹線、新大阪―小倉間(3日)は、昨日苦戦して、JR東海のエクスプレスカードで取った。予定より1時間近く早い列車にしか、すでに空きがなかった。
 それで、今日は、1ヶ月前の発売開始日を狙った。帰路は、皆さんと別れて、別府温泉に1泊して、泥を流してゆっくり帰ることにした。おまけに、ガイドブックで、ワニ地獄というのを見つけてしまった。http://www.oniyama.net/map.htm
 それはともかく、問題は、JR東海のエクスプレスカードでは、在来線特急の指定が取れないし、新幹線との乗継割引も効かない。仕方ないので、JR−WESTネットに新規会員登録をして、e5489サービスを使おうと思った。ところが、会員登録してみると、(なんと)当然のことながら、JR九州特急券を買うことなどはできないのだった。
 仕方がないので、JR九州Web会員の登録をした。やれやれ、これで、特急ソニックと新幹線が通しで買えて、乗継割引も効く。地図上で、別府をプチっと押して・・・しかし、新大阪というボタンはあっても、うちの最寄駅は入力できないのだった。結局、一番安く切符を手に入れる方法は、窓口で駅員さんから買うか、自販機で買うかだったようだ。でも、たぶん、駅までのバス代を考えたら、JR九州Web会員で買うのが一番お得か。
 しかし、旧国鉄の分割って、利用者にとって、何かメリットあったのだろうか? そもそもJR各社が、それぞれに使い勝手の悪いWEB予約・販売サイトを作っているのが、大きな無駄だと思う。普段、大町へ行くときも、諦めて、毎回、窓口で切符を買っている。

 
 さて、午後からは、2007年度の科研費の実績報告書なるものを作った。1年に1回書くけど、去年は何書いたっけ?とか、確定申告と同じで、1年経つと書き方を忘れてしまう。他の人はどんな書き方しているんだろうと、国立情報学研究所のデータベースをしばし眺める。自分のところを開けてみると、2005年分はアップされているが、2006年分がまだアップされていない・・・もう1年近く経つのに。
 それで、学術振興会のサイトから様式をダウンロードして、入力して、紙に裏表で打ち出して・・・これを大学に持っていくのである。そのあと、とりまとめてたぶん郵送・・・こちらは、折角データ入力しているのだから、ブログみたいに、そのままネット上でプレビュー→確認プチってすれば、すぐに最新の情報が公開できるのにね〜。紙ベースのものを、もう一度、データ入力して、たぶん、他人の書いたものだから校正までして・・・ってするから、1年もかかるのよね。

 
 と、こんなことを思ったのは、先日から、岡本全勝さんが、「使い勝手の悪いIT化」シリーズを書かれているのを笑って読んでいたからだろう。
 http://homepage3.nifty.com/zenshow/
 http://homepage3.nifty.com/zenshow/page455.html
 http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2008/0401/item1.pdf(使い勝手の悪い政府IT化の克服)経済財政諮問会議有識者委員提出資料