工業簿記A1・2/『博物館研究』3月号

 編集と校正原稿を送り出した暇を盗んで、今日から簿記2級講座に通い始めた。新しい先生に新しいテキスト。テキストが配布されるのを待つ間は、ふと、4月の新入生って、こんな気持ちで大学に来るのね、と思う。初回授業を大事にしないと・・・
 さて、工業簿記が、私の人生に何か関連があるのかは、とても謎だけど、授業を聞いている分には、案外面白い。先生は中々授業がお上手、しかしすごいスピードでメモが追いつかないほど。午後からは、時々、ふっと意識が飛んだ。小テストは、お昼休みに勉強したかいあって、(初回ゆえ)満点。ただし、配点がないところで、転記ミスをした。
 さて、今日、ああ、と思った言葉は、「配賦」。「製造間接費は一定の基準によって各製品に割り当てる(この手続きを配賦という)」。これは高山先生のご講演の際の、「従来、財団法人の職員の給与等は全部管理費にしていたが、それを(公益目的事業の事業費に)配賦できるように変えた」という部分に(たぶん、言葉の使い方として)つながるのだろう。

 校正でバタバタしていて、アナウンスする余裕もなかったが、『博物館研究』2009年3月号に、拙稿「パネルディスカッション『新公益法人制度への移行と博物館』に参加して」が掲載されている。高山先生のご講演を圧縮して紹介させていただいただけのものだが、内容が内容だけに、高山先生、田村専務理事、常務委員さんがチェックして下さったとのこと。この場を借りて、お礼申し上げます。