採点無事終わる

 先ほど、今学期全ての採点、登録が終わった。ほ〜っつ!
 昨日、教務課に電話する用事があって、締め切りに間に合わなかったら、どうなるんですか? と聞いたら、「はりつけの刑!」と言われた・・・
 最大の山だった「ボランティア論」のレポート。いろいろと珍事件があったが、無事、全て解決して、1つ、非常に心に残るレポートがあった。以下、概要を。

 町内の子どもたちに、勉強を教える活動に参加している。自分も、中学生の頃、先輩に勉強を教えてもらった。動機は「単純に言うと、流された感じ」。センターに用事で立ち寄った際、昔の友人や先生を見かけた。話をしているうち、誘われた。お金もないのに、何でボランティアなんて、と最初は断ったけど、先生に勧められて参加することにした。
 勉強だけでなく、花火大会やクリスマスパーティもした。合格発表の日、自分の合格発表のときより緊張した。結果は全員合格。
 送別会、一言だけ言った、「勉強は義務ではなくて権利なんだよ」と。ろくに人に教えたことのない私がこんなことまで言えた・・・子どもたちからも高校への抱負など、頼もしい言葉を聞いた。

 なんだかテキストに使えそうな文章で(実物はもっとうまい)、100点をつけた。
 あと、面白かったのは、釣りの話。

 友達の兄さんが結婚することになって、荷物整理を手伝ううち、3本あった釣竿を友人たちと1本ずつ貰うことになった。それから3人で、桂川で釣りをするようになった。ところが桂川は釣り場が汚い。作戦を練って、まず他の釣り人とも仲良くなり、暖かくなるのを待って、春には8人で川の中に引っかかったルアーやワームの大掃除をすることにした。しかし、意外に、川の中のルアーは流されていた。

 要約するとこれだけだけど、これも話術というか話の展開が面白い。これが90点。
 あとは、サーフィン系。

 一人でサーフィンをしていたが、行き帰りや空き時間は孤独。ある日海岸で、ウェットスーツで掃除をしている人がいて、その時は話さなかったけど、自分もやってみたいと思った。後日、Mixiに書き込んだところ、反響が大きく、ゴミの処理や申請が必要かなどを書き込んでくれ、実際にビーチクリーンをすることになった。6人でサーフィンの話をしながら、ゴミを集めた。ビーチクリーンのあと、みなでサーフィンをしたけど、すでに仲良くなっていたので、すごく楽しかった。今でも、その人たちと日を合わせてサーフィンしている。

 これも90点。
 恐怖のレポートの山には、お宝も混じっていた。