北鎮記念館

 10月2日(金)、全国博物館大会終了後、旭川市内の北鎮記念館へ行った。ここへ行こうと思ったのは、前日の懇親会席上、来賓挨拶の中で、どなただったか忘れてしまったが、旭川市の長のつく方が、旭川には北鎮記念館があると言われ、これを受けて次に挨拶に立った方が、○○長がさっき言われたから言うが、旭川はもともと軍都として発展した街で、第七師団があった。ガダルカナル島アッツ島で死んだのは第七師団の兵士たちで、沖縄戦でも旭川の多くの兵士が死んだ。どれだけ多くが死んだかは、北鎮記念館へ行けばよく分かるからぜひ足を運んでほしい、と言われたことが印象に残ったからだ。
 2日の午後は、出席を予定していたフォーラムが中止になったため、ちょうど時間ができ、北鎮記念館へ行ってみることにした。もともとは陸上自衛隊の駐屯地内にあったそうだが、現在は、駐屯地の一部を枠囲いして誰でも無料で道路から直接入れるようになっている。以下、印象的だった展示の写真を並べてみる。

 ガダルカナル島からの帰還。





 アッツ島決戦絵巻。



 沖縄戦

 連続/非連続。


 旭川市指定文化財。解説では、この館の宝物です、と説明されていた。


 「国見の図」・・・これは、前日のシンポの内容から考えても、いかがなものか。

 図書コーナーには、なぜか、水木しげる作品集の1頁が。

  この日は、珍しく、夜長いあいだ寝付けなかった。