グッピー近況

 12月4〜5日にかけて生まれた子グッピーたちは、その後、1匹も欠けることなく、元気に育っている。結局、本水槽(60cm)には、3匹稚魚が残っていたようで、オス2匹、メス1匹が食われることもなく、ここ2〜3日は、かなり大胆に水槽の中を動き回るようになった。自分たちで、もう大丈夫と判断したのだろう。
 それで、不思議なのは育ち方で、昆虫プラケースに移して稚魚だけで育てている20〜30匹よりも、本水槽の3匹のほうが発育よく見える。プラケースのほうが、餌は頻繁にやっていたのだが、日に2回しか餌をやらない本水槽の方が何かしら食べ物に恵まれているのか。あるいは、濾過や照明の関係なのか(プラケースは照明もないし、濾過もロカボーイ1個)。広くてよく運動できるからなのか。
 少し油断していると、稚魚のプラケースも、尾びれを傷めた雄を隔離していた塩浴水槽も、亜硝酸濃度が上がっていた。慌てて、濾過ボーイを洗ってフィルターを交換したり、換水したりすると、稚魚ケースの方は亜硝酸濃度が下がったが、塩浴水槽の方はほとんど改善されない。塩水の中で濾過バクテリアが存在しえないのは分かるとして、スポンジでガラス面を掃除しても、部分換水を繰り返しても、試薬が赤くなるのは、なぜなのだろうか?
 仕方ないので、昨晩から少しずつ水あわせをして、先ほど、本水槽に戻してやった。本人はケロリとして、さっそく初代メスを追いまわし始めた。つられて、他の初代オス2匹も加わり3匹で初代メスを追いかけている。やれやれ。
 1週間ほど前から、実は、10月17日生まれの中グッピーたちも、繁殖行動を始めた。コケ(藻)は相変わらずだし、最近は、巻貝(スネールと総称するらしい)も増え始めた。毎日ピンセットでつまんでは、ティッシュの中でプチっと潰している。カタツムリ、大嫌いなのに・・・。あ、おとといの晩には、蜻蛉のような虫がヒーターのセンサーコードの上で脱皮していた。ウィローモスに卵がついてきたのか・・・いろんなものが繁殖中。