やはり、はまってしまった。

 懸念した通り、やはりはまってしまったtwitter・・・もう、戻れない・・・ついこの間まで、あんなに熱心に熱帯魚ブログ読んでいたのに・・・何か、目に映る景色が変わってしまった。
 Twitterの魅力が、一番、意味深げに書かれているのは、山本貴光さんの、下記のブログ記事だろう。
twitter――脳内シャッフル革命/ポスト談話室滝沢http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20100206
 山本さんのこの記事を読んだ時に、やってみようかな、と思ったが、「今でさえ、情報過多なのに・・・」とか思って、手を出さなかった。しかし理性より好奇心の強い私は、とうとう、トラップに落ちた。

 で、実際にやってみると、ものすごい情報量で、新聞より早くニュースをキャッチできる(←基本、TV見ないので)。これはフォローした人の中で、ニュース(つぶやき)を転送(リツイート)してくれる人がいるからだ。いかに今までの自分が狭い世界の中に住んでいたかがよく分かった。博物館関係で言えば、京都市の水族館計画がけっこう、地元の人に反対されているらしいこと。京都府立植物園が、4年連続、公立総合植物園で入園者数日本一になったとか。
 著名な文化人(と私が考える人)たちが、いかにアクティブか、ということ。GEISAI放送「日本画UST」実況中継があるのを知って、twitter、UST、チャットが同時進行する面白さにはまってしまった。http://www.ustream.tv/channel/geisai
2時間見て、ダレてきた時に、「もうそろそろ終わったらいかがですか」とチャットに書き込みをしたら、本当に、村上隆さんが、ではそろそろ終わりましょう、と。双方向性とは、こういうのをいうのか、と。USTは、実況でチャットが流れてなんぼ、というのも実感した。

 しかし、まあ、悩みもある。Twitterを始めて、いかに自分は文章が下手かを思い知った。むしろ、書くこと(主張する中身)がない? という深刻な問題。プロのクリエイティブ系の人たちが書く短い文章のうまさ(と伝えたいこと)に圧倒された。同じ時間の流れ(TL)の中で、何か新しいものが次々、生み出されてゆくのを、PCの画面の中で眺めているのは辛い。しかし、移動時間中に、今まで触ったこともほとんどない携帯画面を操作して、twitterのTLを読んでいる自分がいる。これじゃあ、何にもできないよ。
 新しい「デイリー・ミー」(わたし新聞)は、まずは、戸惑いとともにやってきた。