お別れの夕食

takibata2006-08-18

 今日は、午前中は学生たちのプレゼンテーション。班ごとに調べた内容をポスターにまとめ、英語で報告する。ロンドンの大火や切り裂きジャックについて報告した班の報告が面白かった。大火のシーンでライターをともすなど、小ネタで勝負した感じだ。
 夕方の記念撮影と、パーティーまでの間に、ボンドストリートへ出て買い物。女子学生たちが、相当ドレスアップするのを知って、一人醜いアヒルの子ではまずいかと、実はずっと気が重かった。出国前は、定期試験の採点などで買い物どころではなかったし。
 ガイドブックで見た「英国庶民のデパート」というデベナムスに狙いを定めて、直行。ちょうど、夏物のバーゲンをやっていて、花柄のツーピース(?)を購入。英国人仕様で、サイズが大きいものまで揃っていて、試着して気づいたのだが、ウエストはゴム。
 こちらでは、ワンフロアがほぼパーティドレス系で、安いものもいろいろ出ていて、おそらく、パーティーというのが日常的なのだろう。いずれも胸が大きく開いている。
 そんなわけで、下の階で、これまた安いネックレスを買って、服と合わせて生まれて初めての空港以外での免税ショッピング。
 おとつい、頼まれ物の紅茶を買うために寄った超高級デパートハロッズと、デベナムスでは、雲泥の差で、ハロッズは、アラブの奥様風の人が多い。地下のパーラーなどは、アラブ系の見るからに裕福なお客さんで賑わっている。£10以上する大きなパフェを、ハロッズで食べるのが流行なのだろうか。アラブの女性の方が幸せなのかな、などと自問自答。
 夕方、私たちが泊まっているリージェンツカレッジ・レイドホールのスタッフ、ウィリアムが、昨日、アンティークで見つけた、と言って、私にテーカップとお皿をプレゼントしてくれる。ファラウェル・パーティーでは、やさしい学生たちが、私にまで、花束やカードをプレゼントしてくれた。まるで役に立たない引率教員なのだが、気配りのきく学生たちだ。