茅ヶ崎市美術館

takibata2006-08-26

 博物館建設運動で有名な茅ヶ崎市だが、ここに市立美術館があることを知らなかった。「エンジョイ・ヨコスカ・ライフ」のサイトで初めて知った次第である。(H18年4月1日〜20年3月31日まで(財)茅ヶ崎市文化振興財団が指定管理者に指定されている。)
 茅ヶ崎駅から南側へ歩いて約8分。賑わう図書館の横の高砂緑地の松林の中に、茅ヶ崎市美術館がある。
 1階の企画展は「北斎広重の湘南―風景と人物―展」。豊原国周の「歌舞伎座中満来 鏡獅子」が色鮮やかで目を引く。
 地下の展示室2では、共催展「おーくん・あきらの『版』の世界」。彼のコピーアートの作品(1989)が展示されていて、パネルには「大学時代に私がいたずらで始めた『コピーアート』はプリントアートの先駆けとして認知されました」と書かれているが、本当だろうか? 展示室3は、民間の子ども造形教室の創造画展。
 2階へ上がる階段には、カフェのマークと、アトリエの表示。上ってみると、こぎれいなカフェはオープンしていたが、アトリエのドアは施錠されている。
 せっかくだから、海を目指して歩きだす。迷うことなくほどなく海岸へ。ここは海水浴場(サザンビーチ)の東隣で、サーファーや日向ぼっこを楽しむ人がいる程度の静かな浜である。
 帰路、地元建築業者さんのオープンハウスに立ち寄る。施主さんがおられる家で、40坪強で土地が約5,000万、建物が3,500万で、計8,500万くらいとのこと。相続の関係でもとの土地の1/4に建てたそうで、このあたりは、以前は200坪程度のお屋敷ばかりだったという。
 写真は、茅ヶ崎市美術館の「今日は開いていない」アトリエ(ワークショップ)。