沖縄フォーラム(13)

takibata2007-04-10

 続きのメモを読んでいたら、先ほどの疑問は、「シュガーオフ」ではなく「シュガーヒル」だと分かった。激戦の地で、多くの方々が亡くなったところだと知った。

佐喜眞 建築が決定する。自分に何ができるか。地域の歴史や風土を考えること。大きいとか小さい(とか、お金の問題ではない)。(佐喜眞美術館の)あの形ができたとき、いけると思った。
 あとは時間の問題で、木を植えて。シュガーヒル。諮問を受けた。丘があって、丘をそのまま残せばよかった。木を植えて、巨大な緑地を。(美術館は)お墓、巨大な墓で、木を植えて隠すしかない。緑陰もできるし、われわれは、木を植えることを提案すべき。
Q 今回、問題が変わってきた。僕らの想いと行政に温度差がありすぎる。美術館とは違うのではないか。副館長ですら、一般の教員。ビジョンを持った人が(副館長になることを)僕らは望んでいた。何か一つ、特徴のある美術館をつくろう。シンポジウムも3〜4回持って、疲れ果てた。一言も(僕らの言うことを)聞かないで、行政ベースでポンポンとやっている。
 ソフトで僕らは中身を変えていくしかない。自分たちの美術館。僕らが想いのある美術館を。内部に意見が言えるように。内部に入って行って、ゆっくりゆっくり変えていくしか。どのように、子どもたちに手渡していけるか。
立木 指定管理者制度(の導入は)、チャンス。それで勝ったら、運営を委ねられるのではないか。
Q 100%賛成だ。第一回のシンポのときの資料では、(指定管理になっている美術館は)12−3館しかなかった(のではないか)。理念を持たない美術館は、単なる墓だ。指定管理に移行したところは、1.経済的に成り立つのか? 2.理念を押し通せるのか?

 私の無知をさらしてしまったので、お詫びかたがた、ここまでを続けてアップします。