ラウンドテーブル打ち合わせと、芦屋シンポ(3)

 16日の夕方、日本社会教育学会六月集会ラウンドテーブル(6月3日午後)の打ち合わせをしてきた。当日、報告して下さるのは芦屋シンポにも登場されるAMM事務局次長の藤本隆さん。藤本さんは大阪市教育委員会社会教育主事として、社会教育施設を指定管理に出す立場も同時に体験され、芦屋市と大阪市に共通して見えてきた課題をお話し下さる予定。
今日お話していて、こういう意欲的な方にお会いできたことが嬉しく、大変刺激になった。迷いながら続けてきたラウンドテーブルだが、打ち合わせの際に、企画者冥利を感じることが多い。芦屋の話も、詳しく伺うことができ、先日のシンポの際や本から感じた印象とはまた違う方向性を感じることができた。ご都合つかれる方はぜひ、当日のラウンドテーブルにお越しいただきたい。今、自分の知りたいことを学べる教科書のようなものはないから、直接、第一線におられる方からお話を伺おうというのが、ラウンドテーブルを企画している趣旨なのだ。
ということで、13日(日)の芦屋でのシンポに話を戻そう。シンポメモの続きを。

明尾学芸課長 AMMの一員として、この1年間させていただいた。いまだに、公的な部分と、私的な部分と、きちんと分けられるものではない。資料の公共性(から言うと)民間に100%ゆだねる性格のものではない。このことは明日の朝まで語っても語り尽くせない。新たな試みについては、配布資料を読んでいただき、ディスカッションの時にプッシュしていただきたい。
 予算は、NPOになる前のH16年度が、童美展、市展、公募展、調査研究、教育普及、歴史(この部分聞き取れず)で3,200万円だったのが、H17年度、NPOになって、予算が一本化され、事業費として1,200万円、1/3くらいになった。勤めている人間の数も半減した。
 2〜3月には、造形教育展を、通常は市民センターで実施していたものを、館で行なうようになった。造形教育展は、館が立ち上がったときから要望があり、H18年度は、市民とも手を取り合って、うちで展示したところ、芦屋市内から4,000人の入館者増があった。 H17年度からH18年度で、(入館者が)4,000人増えたのは、2〜3月の造形教育展の来館者だ。予算的には1/3で、入館者数は前年度実績をクリアできた。(以下、続く)