芦屋シンポ(11)

 今日は、戒田さんのお話と、参加者との質疑応答の一部を。なお、戒田さんはパワポを使用されたが、字が細かく、全くと言っていいほど、読めなかった。

戒田 兵庫ボランタリープラザ・・・NPOを支援するNPOで、活動方針は、パンフレットを(見ていただきたい)。AMMのNPO法人設立にあたって、私のところに来て立ち上げたいきさつがある。世間一般ではNPOは非常にうさんくさい組織のように思われている。わけのわからない、気の合う仲間でボランティアの印象がある。
 芦屋では、指定管理を受ける団体、どういったことをしていかなければいけないか。現状では、兵庫県内である程度、うまく指定管理者として運営しているところ(というと)、小野市うるおい交流館エクラ(がある)。NPO法人北播磨市民活動支援センター・・・2年になるが来館者50万。組織図は会社運営と同じ。柳田理事長も、会社社長だが、1日2〜3時間(を割いて)、無給メンバーの管理にあたる。NPO、民間の団体として、きちっとした運営ができるかどうか。民間企業と同じ考え方で、NPO法人やっていかないといけない。特に、指定管理を受けるのは・・・


司会 会場から感想やご意見を。


Q 現場の方の声が聞こえてこない。美術館を運営している方々の、日々の活動のご苦労が伝わってこない。一番大事な人的な財産のことが大切にされていないのか。明尾さん、言いにくそうに発言され、現場のご苦労を感じた。


明尾 資料のことでいいですか。


Q 日々積み上げて来られたお仕事の誇りとか、その持っておられるところ、ご苦労あると思うのですけれども、NPOの方たちの発言多かったけど、現実に生きた美術博物館の在り方、やって来た方たちとのズレ・・・随分、ずれたところで話されているなと感じた。会社の運営(の話)に終始していたんじゃ、市民にとって、必要な場所かどうか見えてこない。
(質疑応答は、このあとも続く)

 このフロアから発言された方は、相当、語気強く、怒っておられるように感じた。私自身も、笠井さんのお話や、戒田さんのお話は、なぜここでこんな話を聞かされなければいけないのかと感じた。3時間という総枠の中で、報告者、パネラーの数を立てすぎ、時間管理が出来ていないことや、フロアから読めない細かい字のパワポを写すなど、内容以前の不手際も感じてしまうのだった。