Kunsthalle Basel(9月4日)

takibata2007-10-02

 次は、Kunsthall Baselへ行く。国鉄駅前からトラムで、Barfusserplatz下車。ここは、スイスパスは使えず、4スイスフラン払う。ちょうど展示替えの時期で、部分的にしか見られないのが残念。

 “INSTANT URBANISM”という展覧会をやっている。写真や映像を中心とした展示。印象に残ったのは、“Made in Tokyo”(1996)という作品。作者はAtelier-Bow-Wow塚本由晴さんと貝島桃代さん。「スーパーマーケット」(金町自動車教習場とイトーヨーカドーの融合施設)→こんなの本当にあるのか?と思ったが、やっぱり実在した。まるで、小沢剛さんの醤油画資料館模型のようだ(←これは、奇しくもZKMで実物を見た)。

 “Made in Tokyo”のもう一つは、「パチスロパーラー」。これは写真の解説がパネルに書かれていたのだが、わざとか、本当に日本語を写し間違えたのか、「ピロミス」とか「式富士」とか書かれていたのが笑えた。

 印象に残ったもう一つの作品は、Anja Hansmann&Ebrn Karacaの“Gecekondu (built overnight)”(2003)という作品。一夜にして建てられる家、なのだろうが、そこで暮らす人々の情景を映し出した作品。

 Kunsthalle Baselは、書籍の販売が充実していた。“DOCUMENTA KASSEL 2007”のカタログ類を買って帰る。
 写真は、Kunsthalle Basel(2007年9月4日撮影)