Kunstmuseum Basel,Museum fur Gegenwartskunst(9月4日)

takibata2007-10-03

 Kunsthalle Baselから歩いて、Kunstmuseum Basel,Museum fur Gegenwartskunst(plug .in)−Kunst und neue Medienを目指す。ライン川に向かって、しゃれた道を下っていく。最初に[plug .in]を見つけるが、あいにく休館中。どうも9月初旬のこの時期は、展示替えの時期らしい。

 Kunstmuseum Basel,Museum fur Gegenwartskunstも、展示替えで、0階と3階だけしかやっていないと言う。反対側の建物でスイスパスを見せ、階下のコインロッカーに荷物を預ける。受付で若い日本人女性に遭遇。
実は、8月25日に、クンストミュージアム・バーゼルの本館に行った時も、中年の日本人女性に遭遇した。お互いに、日本人がいるな、と思っても何となく、声を掛けづらい。日本人にスイスのミュージアムで遭遇したのは、この2回だけだった。

 それはともかく、Kunstmuseum Basel,Museum fur Gegenwartskunstのこの日の展示は、1960年代のアメリカ美術だったようで、ちょっと期待はずれだった。特に3階の展示は、古びた理科室のガラス陳列棚の中に、いろいろなものが並べてあるといった印象で、何となく既視感が漂う。

 それよりも、ぎくっとしたのは、3階の展示室を出てすぐの廊下にあった、監視カメラで捉えた映像が写るモニター画面だった。見ていると、この日、公開されていない1,2階での設営作業や、0階の様子も写るので、それをしげしげと眺めてしまった。

 何となく疲労感もあり、早々に退散して、トラムに乗って、駅に向かう。15:12Basel SBB発、ICE104、Karlsruhe Hbf着、17:00.あっけない、スイスからの出国(と言ってもただ、列車に乗っていただけ)だった。
 写真は、Kunstmuseum Basel,Museum fur Gegenwartskunst(2007年9月4日撮影)