「今、問われる 文化施設の使命とは」

 今日は夕方、上記タイトルのシンポジウムを聞きに行った。ある方から案内をいただいて、内容に興味を持って出かけたのだが、実は会場で質問させていただくまで、どこが主催者なのか分からず、会の目的(落としどころ)もよく分からず、行けば分かるだろう位の気持ちで出かけて行った。お話は大変面白く、充実していた。私が理解したところによれば、主催は、画廊の会の方々で、「アートスペース虹」の熊谷さんが、(中心になって)企画されたようだ。家に帰って、しげしげいただいた資料を眺めると、“gallerism2007実行委員会”が主催のようにも読める。“gallerism2007”の行事の一環のようにも見え、協力:大阪府立現代美術センター、とある。会場での質疑の様子から察するに、このあたりで、すでに複雑な問題があるようにも感じられた。
 シンポジウムは、「今、問われる 文化施設の使命とは」〜芦屋市立美術博物館から大阪府立現代美術センターまで〜 会場:NS21ビル9Fホール。
 第1部 講演が小林真理さん。第2部パネルディスカッションが、小林真理さん、加藤瑞穂さん、木ノ下智恵子さん、川端嘉人さん、司会が原久子さん。詳しくは、こちらを。
 参加者は60名位か。画廊関係やアーティストが多いのか、若い人から年配まで、年齢層はまんべんなく広がっていて、男女比も半々くらい。お互い顔見知りの方が多いようで、業界(関西の現代美術関係者?)以外からの参加は、もしかしたら私だけだったのかもしれない・・・。戸惑ったのは確かだが、色々と勉強になったので、後日、少しずつ内容をご紹介したい。