博物館法改正問題2題

 まず1つは、先の日曜日に開催された日本文化政策学会のレポート。やくぺん先生が非常に詳しく、公開ラウンドテーブル「博物館法改正を考える」の速記を、ブログで公開してくれている。→http://blog.so-net.ne.jp/yakupen/
 密かに期待していたが、ここまですばやく詳しくレポートして下さるとは。感謝感激。
 やくぺん先生のパワーはすごい。さすが、フリーランスで生きる人だけのことはある。

 さて、もう一つは、「これからの博物館の在り方」に関する緊急合同フォーラムー考えよう!博物館の未来ー地方交付税制度の解説は、この方をおいて他はない岡本全勝先生がお話される!ので、びっくり。


【追記】2007年12月5日
 今朝、やくぺん先生のサイトを見たら、日本文化政策学会の公開ラウンドテーブルの速記が、すっかり削除されてしまっていた。

只今、12月4日午後2時過ぎです。先程、ある方から、「公開ラウンドテーブルの速記をそのままアップしていることに、主催した方が難色を示されていらっしゃる」という連絡がありました。http://blog.so-net.ne.jp/yakupen/2007-12-02

とある。あの記録は、幻の記録となってしまった・・・とても面白かったのに。ことは法改正に関わる問題だから、参加者に勝手にダイジェストされて困るのなら、主催者はできるだけ早く、自分たちの手で納得のいく記録を公開するべきだろう。学会のHPにでも。
公開されて困ることなら、非公開の場でやればいい。あるいは、発言者が、ここだけはオフレコです、と断ってから話すとか。誤記があれば、訂正を要求すればいいし、誰でも、口がすべることはある。聞く側、読む側の度量、見識も問われるだろう。
 やくぺん先生は、最初から、

なお、たかがウェブに挙がってるもんですから、文責を問うたりしないよーに。引用なんかしても、これが正しいなんて保証はどこにもないんですからね。速記メモにつき誤字脱字はご勘弁を。

と書かれている。電子壁新聞をはがして回っても、無理じゃないのかな? 法改正問題は、むしろ注目されることが今は大事でしょう。