ルイジアナ美術館の日本展示
ルイジアナ美術館では、企画展“Museums in the 21st Century”が開催されていた。わあーすごい、世界中でこんなに新しいミュージアムがどんどん出来ているんだなあと思って見ていたのだが、最後に、日本のコーナーがあった。まず、安芸の宮島の大きな写真パネル。その隣に安藤忠雄の直島コンテンポラリーアートミュージアムの紹介。続いて、三内丸山縄文遺跡とセットになった青木淳の青森県立美術館。向かい側に、出雲大社と槇文彦の島根県立古代出雲歴史博物館、そして、宮島のパネルと向き合うように立っている大きなパネルには、東京のネオン街(サラ金やパチンコ店の看板がひしめく、海外ではお決まりのやつ)と黒川紀章の国立新美術館。そうくるか、という感じで、がっかりはした。中身なんかどうでもよくて、建物なのね。それに相変わらず、ミステリアス・ジャパンなのか。
ちなみに、ルイジアナ美術館では、10月8日から、企画展“Manga! Japanese Images”を開催するらしい・・・