ビィグドイ地区へ(8月28日)

 ムンク美術館の次は、ヴァイキング船博物館とノルウェー民俗博物館へ行くべく、市庁舎前広場へ向かう。地下鉄で4駅。駅を降りると、すぐ広場と港がある。

 この港から対岸のビィグドイ地区へフェリーが出る。フェリーは、バスや地下鉄、トラムと共通の1日券で乗れる。乗って中で検札があるシステムで渡し舟感覚だ。本数も頻繁にある。

 オスロフィヨルドの中を船は進む。ヨットハーバーや、大型フェリーのカラーライン、観光船など、さまざまな船が楽しめる。ちょうど乗り合わせたのが、アメリカから来た親子連れ。お父さんのほうは、日本に住んだことがあると言う。自分はオハイオで、息子はテキサスに住んでいる、と。息子さんが親孝行で、お父さんにガイドブックを読んであげたり。

 船が岸に近づくと、あり得ない、と思う光景が・・・個人のおうちの庭先に、小型船が繋いである! 

 桟橋には、おしゃれなカフェレストラン・・・う〜ん、ここで食べてみたいな。とりあえずは、先に博物館に行くことにする。街路樹が茂る坂道を登っていく。まさしく高級住宅街・・・すごいお金持ちがいるんだなあ・・・
 これぞ北欧デザイン、みたいなおしゃれな家が並んでいる。こんな家に住んでみたい!(が、夢の夢。日本でこういう場所というと、須磨、葉山、鎌倉あたりか?)。お城みたいなのも。ノルウェーっていうのは、どういう国なんだ?と思う。


 坂道の上に、レストラン所有のミュージアムトレインが停まっていた。看板に従って、バイキング船博物館に到着した。