ヴァイキング船博物館(8月28日)

 ヴァイキング船博物館は、船着場から坂道を登りきったところにあった。

たくさんの観光客で賑わっている。地下にコインロッカーがあるが、数が少なくふさがっていた。ムンク美術館で買った図録類が持ち重りする。
 建物のつくりは、教会の内部に雰囲気が似ている。入り口越しに、大きく優雅なオーセルベ船が見える。

日本語パンフ(アーネ・エミール・クリステン著『ヴァイキング船博物館案内』オスロ大学考古博物館、1984)によると、1904年に発掘されたものの復元だそうだ。その奥には、ゴックスタ船、1880年の発掘。いずれの船も、埋葬用に使用されたらしい。船体には、埋葬用の小屋が設置されていたとのこと。

 テントのような形の木組みが、船の上の遺体用の小屋。もっとも、現地では、何かよく分からなかった。
 建物の奥には、発掘された遺物が、ガラスケースの中に並ぶ。そり、荷車、木製で金属の鋲がたくさんついた収納箱、炊事用の鍋など。

 私は考古はさっぱりで、ただただ、珍しいものを眺めていた。日本語パンフは展示を見終わってから買ったし、活字が古く、段落分けなどもないので、その場ですぐ読んで理解とはいかなかった。こういうのは、先に買ってから、展示をみるべしだが、外国人の立場からすると、番号、小見出し、強調など、展示と対照させて読みやすい工夫が必要だと思った。

【リアル世界の9月24日:いよいよ授業も始まって慌しい。今日は一日、教員評価の書類作り。まだ終わらない。これは、どこに入れるのかな?で、ジグソーパズルのようだ。来年度の予算要求と合わせて、9月末締め】