ビィグドイのリッチな生活(8月28日)

 さて、ノルウェー民俗博物館を出て、坂道を降りて、船着場ドロンニンゲン桟橋へ。坂道に停まっていたミュージアムトレインに書かれていた、ビィグドイ地区の絵地図。

このLanternenというのが、行きしな、入ってみたかったレストラン(もちろん、屋外カフェのほう。隣接する室内のレストランは、見るからに高そうだった)。
 カフェで、まだ安そうなパスタを頼み、やっぱりビールでしょう、ということでカールスベアビールを頼み、ちょっと寒い、海辺の椅子に座る。目の前は、フェリー乗り場。

フェリーの本数が多いので、次々に、お客さんが乗ったり降りたり。見るからに裕福そうなご老人たちが、室内レストランの方に入っていく。すぐ横は、ヨットハーバー。一体、オスロの人たちは、どんな暮らしをしているのだろうか。邸宅のお庭では子どもたちがトランポリンで遊んでいたし、カフェの横からは、ジュニアたちが、ボートに乗って海へ漕ぎ出していく。

 フェリーに乗って、対岸のオスロに戻った。なんか信じられない、庭付き、海付き、小型船舶付き戸建て住宅。

 9月に乗船することになる、オスロコペンハーゲン間を結ぶ夜行フェリーDFDSシーウェイズも停泊していた。

 オスロ市庁舎前に戻って、地下鉄とトラムで宿まで戻り、荷物を置いて、またノルウェー国立美術館へ行った。この日は木曜日で、19:00まで開館。入館無料だと、残り1時間でも気軽に入れる。館内で、行きのフェリーで同席したアメリカ人親子に、ばったり出会った。彼らも、タフ。
閉館時間になると、お客がいても、ショップの明かりを消して追い出してしまうところは、いかにもヨーロッパ。