チェスキー・クルムロフ城ほか

 8月19日(水)は、チェスキー・クルムロフ城見学。

城の内部はガイドツアーでしか廻れない。ツアーはルート1と2に分かれていて、1は部屋を中心としたツアー、2は肖像画ギャラリーなど。この日は英語のツアーは1が9:30から、2が11:00からで両方ともチケットを買った。どちらも同じ女性が案内してくれ、参加者は1が15人ほど、2が10人ほどでこじんまりしていて、静かで落ちついたツアーだった。写真撮影は禁止で、写真に残っていないと、3日も経つと、もう記憶があいまいだ。一箇所通りすぎるごとに、ガイドさんが鍵を掛けていくのが強く印象に残った。場内のチャペルや食堂、バチカンで使用したという黄金の馬車など。ルート1の最後に見た「仮面の部屋」に描かれた仮装の絵はユーモラス。
 ツアーが気に入ったので、劇場のコースもチケットを買った。これは2時からなので、待つ間に、近くのエッゲンベルグ直営ビアレストランに行った。


かつての醸造所の建物をレストランに改装したもの。ガーリックスープとポーク料理。スープが大変美味。安くておいしい。それから川べりのカフェで一休み。

 劇場ツアーは、照明を落とした劇場の内部と、舞台裏の見学。こじんまりした、でも豪華な劇場で、こんな劇場の2階ボックス席で観劇してみたいなあと・・・舞台装置に工夫が凝らしてあり、短時間に背景を変える装置(書割というらしい。18世紀に遡るとのこと)や、雨や風、雷といった効果音を出す装置があり、この音は実演してくれた。書割を動かすところはビデオで見てから舞台裏に廻った。これも大変感動し、舞台の説明がある大きなイラスト図解を買った。
 まだ時間が余り、かつて牢獄に使われていた地下室を改装したギャラリー(ヴァーツラフの地下室)を見学し、それから城の塔にも登った。