(ウィーン)自然史博物館・化石編ほか

 今日(8月28日)はさすがに仕事をしないとまずいと思って、実習先を訪問。今頃になってごめんなさいだが、昆虫館のSさんとインセクタリウムネタで盛り上がる。ベルリン動物園にインセクタリウムがあって、という話から、私の疑問が解けた。ベルリン動物園のインセクタリウムは、ばったりぎす系で、ベルリン水族館とウィーンの動物園では、蟻やゴキブリが展示されていたのだが、Sさんのお話では、ヨーロッパでは、直翅類か害虫に興味があって、カブトムシやクワガタは全然人気がないのだそうだ。
 それから、昨日、ホネ展に行って、水槽冷やすのがすごかった、というと、Sさんも、ああ、あれ見た見た!すごいですね〜という話になった。夏休みで超ご多忙の館のお邪魔をしてはいけないので、もっとお話したかったが、早めに切り上げる。それでも長居しすぎ。
 

 さて、8月23日(土)は、ウィーンでの最後に、自然史博物館へ行った。ミュージアム・クォーター・ウィーン内の近代美術館(MUMOK)という選択肢も捨てがたかったが、前日、夕食時にたまたま隣り合わせた母子と話が弾み、彼女たちが、明日は自然史博物館へ行く、と言っていたのが決め手になった。ザルツブルク在住で、12歳の末っ子とお母さんのミニ旅行。ザルツブルクはすごくきれいな街だから、ぜひおいでなさい、とのこと。
 で、自然史博物館は、大きすぎて、1枚の写真には入りきらない・・・


 館内が相当暗いこともあって、写真は下手くそだが、お許しを。
 まず、氷河後退のパネルがたくさん。同じ地点の過去と現在を比較している。

 氷河の分布図。

 氷河の断面図。

 なぜか、水槽。とてもきれいに管理されている。


 廊下部分に、ぐるりと骨格標本

 そして化石の部屋。あまりの標本の見事さと、量、それから部屋が暗いので、1個1個丁寧に見るのは、とても不可能だと思った。







 古代の海の様子の復元。


 こんな部屋がずっと続く。どれだけ展示してあるんだ・・・と思う。

 以下、続く。