はるか初乗、すすきの他

 朝、バタバタと荷造りやグッピーの水替えなど。先日、北海道出身のI先生に、「何着て行ったらいいですか?」と相談したら、「とりあえず長袖」と言われた。最後にカーディガンを入れようと思っていたけど、完全に忘れた。スカートにリュックという、またしても怪しい格好。
 烏丸駅のコインロッカーにリュックを放り込んで、とりあえず2コマ授業。家を出る前、午後の授業が何時から始まるのか、忘れてしまったので、非常勤先のHPを開いてみたら、鳩山さんの顔が現れてびっくり。何でも、2005年度以来、客員教授なのだそうだ。数年前から政権交代を予見していたとしたら、すごい予知能力だけど、たぶん、単なる偶然のような気もする。でも、生き残ろうとする大手私大の強い意思(戦略?)を何となく感じてしまった。万端、抜かりなく、多方面に人脈を培っているのだろうか? ちなみに、授業時間もちゃんとHPに載っていた。えらい!
 4限目は、今日これから札幌まで行くから、と言って、早めに終わらせてもらった。と、女子学生たちが「バタークリームサンド!」。「えっ、あそこのは・・・」と言うと、「じゃあ、ソフトキャラメル!」「キャラメルだったらいいかな」「やったあ!」・・・で、初対面の子たちに、お土産を買わされるはめになってしまった。京都は蒸し暑くて、クーラー。
 阪急で梅田へ出て空港バスに乗る予定だったが、柳田さんのブログに、「はるか」は空いていて、仕事が捗った、とあったのを思い出し(あとで見直すと、微妙に違う。「はるか」は静か。と書いてあった)、京都からなら「はるか」を奮発しても悪くないかな、と思い直した。普段、家のそばの線路を走っているはるかは、いつもガラ空きで、採算とれるのかな〜と人ごとながら心配していた。
 夕方のはるか自由席はそれなりにお客さんが次々乗ってきた。誤算だったのは、テーブルがとても小さなサイドテーブルしかついていないこと。仕方ないので、膝の上で、カメレオンの写真の加工など。
 JAL便で可笑しかったこと。「本機は、あと15分ほどで、羽田に到着します」とのアナウンス。あせった。飛行機の乗り間違いなど前代未聞だし、搭乗システムを考えるとありえない。でも英語アナウンスも、We will soon arrive at Haneda. 隣の席の人と、千歳ですよね、と笑った。大丈夫か、JAL
 新千歳から、快速に乗って札幌へ。地下鉄に乗り換えて(I先生に、今度からは札幌駅近くに泊まったほうがいいですよ、夜遅いと、帰るの面倒だから、と言われた理由が分かった。地下鉄の本数が少ないみたい)、宿に着いたのが10時前。エレベーターでたまたま乗り合わせたおじいさんに、いきなり、「これ(←竹輪か何か)、一緒に食べませんか」とナンパ(?)され、びっくり。「いえ、まだこれから出掛けますから」と言うと、相手は驚いたようであった。
 で、JALの割引クーポン片手に、目の前の居酒屋に行った。ものすごく美味しかった。ボタンエビ(生まれて初めて食べた)、襟裳産のツブ刺し、それに、地場産のグリーンアスパラのバター焼き。生ビールもすごく美味しかった。お値段は、私にとっては高め。すすきのに泊まってよかった!としみじみ。お店はココ(居酒屋オホーツク)。すすきのは、飲食店がいっぱい。エビカニ合戦、なんていうすごい名前の店もある。