投薬治療開始(寄生虫?の写真あり、嫌いな方は見ないで下さい)

2010年2月4日追記:本記事をご覧の方は、併せて2010年2月4日の記事をご覧下さい。赤い虫についての専門家の意見を掲載しています

 朝の9時過ぎに、セラ・メド・プロフェッショナル・ネマトールが届いた。東京のお店にメールで注文したのが、昨日の午後2時。ショップ&宅急便様さまだ。
 規定量を10時半に恐る恐る投薬。水40リットルに対し、薬が1ml。我が家の60cm水槽の水量がだいたい47リットルくらいと計算して、薬は1.1mlくらい。理科の実験なんて、中学校以来だから、薬を計るのもこわごわ。
 説明書にある通り、薬を水面全体に少しずつ入れ、割りばしで水中に混ぜていった。治療中は十分なエアレーションが必要とのことで、CO2添加中だが、エアポンプを動かし、外部フィルターの排水パイプも水面より上に出した。
 グッピーたちは、割りばしにおびえて水草の間に隠れていたが、その後は、普通に過ごす。投薬後20分ほどした頃、12月4〜5日生まれのグッピー1匹のお尻から、寄生虫らしきものが出てきた。その後、1時間ほどの間に、同日生まれの若グッピー3匹ほどからも、寄生虫らしきものが出てきた。まさに虫下しだ。困るのは、産み落とされた寄生虫(の死骸?)を、別のグッピーがすぐ食べてしまうこと。
 とりあえず、今のところ(投薬後4時間経過)、魚にも、水草にも、悪影響は出ていない模様。スネールも何事もない様子(これはついでに退治されてほしいが)。
 投薬2日後(または治療中水が濁った場合)、80%の換水を行い、後に孵化する幼虫も駆除するため、3週間後にもう一度、同じことを繰り返すように説明書には書かれている。幸い連休中で2日後も午前中なら家に居られる。ちょうどうまく日が取れた。
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 以下、同じような寄生虫で困っておられる方のために、参考写真を載せます。私は生物も、化学も、薬学も全く素養がなく、インターネットだけで情報収集・判断をしましたので、お読みになった方は、それぞれのご判断での対処をお願いします。また、間違いにお気づきの方はコメントいただければ幸いです。
 
1. 寄生虫で犠牲になった初代(オレンジ)グッピー。異変(1か所にじっとして体をゆする、背骨が曲がる、お腹が奇妙な形に膨らむ)に気づいて2〜3日後、お尻から寄生虫らしきものが出ているのを目撃。また、水槽内に赤い細長い虫(ミミズ様)のものが泳ぐのを発見。オレンジグッピーを隔離。写真は☆になる前日(隔離当日)。

2. 底床をプロホースにて掃除中に吸い上げた寄生虫らしきもの(拡大)。ネット上の画像と照らし合わせ、線虫(nematode)の1種であるcamallanusではないかと考えた。頭の部分が鎌首のように膨らんでいるのが特徴(この下手な写真ではよく分からないが、肉眼で見ると鎌首がある)。ネット上の参考写真は、「camallanus」で検索すると、以下のようなものが多数ある。http://www.lorologiaiomiope.com/il-mio-amico-camallanus-contributo-al-blog-di-dund/

3. セラ・メド・プロフェッショナル・ネマトール規定量を投薬後、雄グッピーのお尻から現れた寄生虫らしきもの。これは、スポイトで掬いあげたところ、色は白いが、頭の部分が鎌首のように膨らんでいた。

【2010年1月21日追記】1月21日の日記に、寄生虫のもう少し分かりやすい写真をアップしました。投薬後、11日目、底床を掃除していたら、寄生虫が1匹見つかりました。グッピーは現在、弱っていた若雄も含め、すべて元気です。